「倉」と「蔵」と「庫」の違い・意味と使い方・使い分け

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倉は「商品などを収納する建物のこと」。

「倉庫」と言い換えると分かりやすい。

蔵は「大事なものをしまう所、隠す、包み込むこと」。

「土蔵」「埋蔵」と言い換えると分かりやすい。

「庫」は「金や本などをしまっておく所のこと」。

「金庫」「書庫」と言い換えると分かりやすい。

いずれもものを収納する場所や建物のことで紛らわしいのですが、入れるものや目的により使い分けています。

「倉」は家財などを火災や盗難から守るための建物です

「倉」は語源では扉のある建物の意味で、穀物を入れておく建物のことでした。

現代では「倉庫」と言い、火災や盗難から金品や道具、商品、製品、在庫品などを保管しておく場所でもあります。

また、「倉」には「慌てる」という意味があります。

熟語では「倉庫」「船倉」「校倉造」「穀倉」「営倉」「倉敷料」「倉皇(あわてること)」などがあります。

「蔵」は大事なものを入れる場所や建物のこと、隠すことなどです

「蔵」は語源では「草で覆い隠す」という意味で、転じてものを収納する場所や建物になったものです。

また、「ものを隠す」、「仏教用語ですべてをおさめる」などの意味も含まれています。

熟語では「土蔵」「所蔵品」「愛蔵」「貯蔵」「冷蔵」「内臓」「埋蔵金」「死蔵」「三蔵法師」「地蔵」「蔵元」「酒蔵」「大蔵省」などがあります。

「庫」はものをしまっておく場所のことです

「庫」は語源では兵車を入れておく場所のことで、転じてものを収納しておく場所・建物になりました。

「倉」「蔵」よりもお金に関係するものが多いようです。

例えば「頑丈な金庫」「金融公庫」「税金は国庫に納められた」「ここが宝庫だ」などです。

他には「小型な文庫本」「大きな書庫」「まだ在庫品があります」「倉庫」「車庫」「兵器庫」などと使います。

「くら」はものを収納しておく場所や建物のことです

「くら」は入れておくものや目的により、一般的な「倉」、大切なものに関係がある「蔵」、お金や書籍に関係している「庫」に分かれます。

また、「くら」はものを入れる意味の他に、「倉」は慌てるで「倉皇」、「蔵」は隠すで「愛蔵」「死蔵」、仏教用語で「三蔵法師」「お地蔵さん」があり、「庫」には特に他の意味はありません。

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