「賢母」と「聖母」の違い・意味と使い方・由来や例文

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賢母は「賢明な母のこと、賢い母のこと」。

非常に漠然とした表現であるため、具体的にどのような点で賢明なのか、賢いのかという点は不明と言えるでしょう。

聖母は「聖人の母のこと」。

こちらも非常に漠然とした表現となっていますが、人格的に優れた面を持った母という言い方ができるでしょう。

多くの人から支持されるような存在が当てはまります。

「賢母」の意味

賢母とは、賢明な母のこと、賢い母のことです。

かなり漠然としているため、具体的にどういう場面で使うべきか、判断に困る言葉と言えるでしょう。

だから、賢母と言えるかどうかの判断はかなり主観的にならざるを得ません。

各自でそのように思ったときに使用するといいと言えるでしょう。

普段の生活で賢母を使用する人はあまり多くありませんが。

「聖母」の意味

聖母とは、聖人の母のことです。

聖人という言葉がまずざっくりしているので、そういった要素を持った母という聖母に関しても、具体的な意味は不明と言えるでしょう。

ただ、なんとなく優れている母という印象を覚えたときには、聖母という表現を使うことになるのです。

各自の主観で使い分けがされやすい表現になると言えます。

「賢母」と「聖母」の用法や用例

「うちの母親は割と多くのシーンで賢明な判断を下すことが多い。

冷静に考えることができる能力を持っている印象で、そういう部分があるからこそ、賢母なのかもしれないな。」

「歴史上、聖母と言われている人たちはいるが、それはその人のいい面だけをクローズアップにしたに過ぎない。

つまり、悪い面が存在するかもしれない事実は無視されている。」

賢母と聖母は一応の違いがある

賢母と聖母は何となく似た意味の言葉に感じられるかもしれないですけど、意味は全く同じではありません。

賢母は賢明な母親であり、聖母は聖人な母親という意味になります。

両者ともかなり漠然としていますが、意味は違うところもあると言えるでしょう。

これらの言葉は知っている人も多いと思われますが、日常ではまず使われません。

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