私費は「個人で出す費用のこと」。
公で発生するものではないという意味であり、公費の対義語になると言えるでしょう。
たまに使われる表現です。
自費は「自分のお金でまかなう費用のこと」。
自分で何とかする費用という意味ですが、医療機関における自費診療などの言葉が特に有名であると評価できるでしょう。
保険が使えない治療などにおいて使用される表現です。
「私費」の意味
私費とは、個人で出す費用のことです。
公費の対義語であり、自分自身における出費という意味で使っていきます。
世の中では私費は全く珍しくなく、多くがこういう形の出費を行っている状況と言えます。
だから、そこは知っておくといいでしょう。
ただ、私費という言い方をするケースは決して多くないです。
だから、使用頻度は低いでしょう。
「自費」の意味
自費とは、自分のお金でまかなう費用のことです。
他人や公的なお金ではなく、あくまでも自分自身で出費するようなシーンで使っていきます。
だから、私費とそんなに変わらない状況になるでしょう。
日常生活においては、むしろ自費の方がよく使われやすい表現になると思われます。
自費診療などの言い方はかなり有名であると評価できますから。
「私費」と「自費」の用法や用例
「これに関してはさすがに公費でまかなうわけにはいかないよな。
つまり、私費でなんとかしないといけないわけだ。
この出費は非常に痛いと言えるだろうな。」
「保険が使えない治療においては、基本的には自費での支払いとなってしまう。
すべてが自費だから、非常に高い費用がかかるわけで、これはかなり厳しいと言えるだろうな。」
私費と自費の違いは微妙
私費と自費に関しては、基本的にはどちらも自分でまかなう費用という意味で使います。
でも、私費については公費ではないという意味が強調されていると言えるでしょう。
そして、自費については保険などが使えないという意味が込められている場合があるのです。
こういうところに違いがありますから、そこを覚えておくといいです。