命がけは「命を捨てる覚悟で物事に挑んでいく状況のこと」。
生死をかけるという意味にもなりますが、それくらい本気で物事に取り組もうとする意識があるときに使う言葉になるのです。
死に物狂いは「死を覚悟するほどの気持ちで、真剣に物事に臨む状況のこと」。
意味は命がけにかなり近くなっています。
命を捨てる覚悟を持って物事に挑んでいくわけですから。
「命がけ」の意味
命がけとは、命を捨てる覚悟で物事に挑んでいく状況のことです。
そういう覚悟がないと挑めないような、過酷な状況において使う言葉です。
命を捨てることになるかもしれない、そういう想像ができるような危険な場面でも言えるでしょう。
ただ、日常生活においてそういう場面は多くありません。
特殊な職業の人たちを除いては、あまり使うことがない言葉です。
「死に物狂い」の意味
死に物狂いとは、死を覚悟するほどの気持ちで、真剣に物事に臨む状況のことです。
死を覚悟するという部分により、命がけと同じような意味と解釈できます。
したがって、場面としてはほぼ同じと評価できるでしょう。
同様のシーンで使っていく言葉になるので、命がけとの区別は非常に難しいはずです。
そこは覚えておいてほしいです。
「命がけ」と「死に物狂い」の用法や用例
「俺はこの仕事を命がけでやっているが、そんな人間ばかりじゃない。
したがって、周りの人間との温度差はどうしても出てきてしまう。
それは仕方のないことだと思っているけど。」
「好きなことであれば、死に物狂いでできてしまうものだ。
それくらいの気持ちで物事に取り組めるということだが、夢中になりすぎないようにしないとな。」
命がけと死に物狂いは似たような意味と言える
命がけと死に物狂いは意味は割と似ています。
どちらも命をかけて物事に取り組んでいく、挑んでいくシーンで使っていきます。
だから、死を覚悟する面が少なからずあるということです。
でも、こういった表現を使う機会はかなり限定されるでしょう。
日常的に使う言葉ではないので、馴染みを感じづらい面はあるのではないかと思われます。