「山地」と「山並み」の違い・意味と使い方・由来や例文

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山地は「平地ではない場所のこと、比較的大きな起伏や傾斜を持つ周囲よりも高い地域のこと」。

山地の場合には、平地の対義語のような状況となっており、平坦ではない、起伏がそれなりにある地域という言い方ができます。

山並みは「山が連なっていること、並んでいる状況のこと」。

複数の山が同じような場所に存在しているときに使います。

つまり、光景としては山地と区別できるはずです。

「山地」の意味

山地とは、平地ではない場所のこと、比較的大きな起伏や傾斜を持つ周囲よりも高い地域のことです。

起伏があるという点が重要であり、平地と区別するための言葉になります。

つまり、必ずしも山のように見えなくてもいいという状況なので、山に対してのみ使っていく言葉ではありません。

そこは覚えておく必要があると言えるでしょう。

「山並み」の意味

山並みとは、山が連なっていること、並んでいる状況のことです。

したがって、複数の名山が存在しているときに使う言葉です。

ただ、山並みはただ山が並んでいる状況に対して使うので、平地ではないという区別をするといった意味は特にありません。

したがって、ここについては山地との大きな違いと言える箇所になると思われるのです。

「山地」と「山並み」の用法や用例

「この辺は山地が割と多いんだ。

だから、平坦なところはあまりなく、それだけ土地全体が起伏に富んでいると言えるんだよね。

ここに住んでいると、日常生活がちょっと大変に感じるよ。」

「山が多く並んでいる地域だと、そういう光景は自然に見える。

俺が住んでいるところには山並みはないから、このような景色を見ることができるのは本当に貴重に感じられるよね。」

山地と山並みはちょっと意味が違う

山地は基本的には起伏を感じられる場所という意味で使っていきます。

つまり、平地ではないという意味が込められているのです。

だから、山それ自体が存在しているかどうかは関係ないと言えます。

ただ、山並みは山が存在しており、それが連なっている状況で使っていくので、こちらは山それ自体がある状況でないといけません。

そこに違いがあるのです。

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