「しめやか」と「しんみり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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しめやかは「大きな音を立てず、物静かな状況であること」。

あえてそういう雰囲気にするケースが多いです。

明るい雰囲気は似合わないと思われるような場において、そういう光景になります。

しんみりは「心静かに落ち着いている様子のこと」。

表現の仕方はやや違うものの、雰囲気としてはしめやかとほぼ同じと言えるでしょう。

「しめやか」の意味

しめやかとは、大きな音を立てず、物静かな状況であることです。

何らかの儀式などを行うときによく使われる言葉であると言えるでしょう。

そういう雰囲気にするのが当然と思われるような光景で使用する言葉になるのです。

だから、しめやかという言葉を使う機会はたまにはあるはずです。

でも、そんなに頻繁には使いませんが。

「しんみり」の意味

しんみりとは、心静かに落ち着いている様子のことです。

特定の人たちが落ち着いている、そんな雰囲気が感じられるシーンで使います。

落ち着いているというのは、物静かである状況と大差ないと思われるので、しめやかに近いと言えば近いです。

だから、意味において区別するのは結構難しいでしょう。

そこは覚えておいてほしいです。

「しめやか」と「しんみり」の用法や用例

「やっぱり卒業式というのはしめやかな雰囲気になるよな。

明るい部分もあるけど、いよいよお別れという状況においては、どうしてもそのような雰囲気になるのは仕方ないだろう。」

「選挙の投票会場というのは、どうしてもしんみりしている。

基本的に私語を話す人たちはほとんどいないし、独特の空気が流れている感じがいつもするんだよね。」

しめやかとしんみりは同じような雰囲気を指している

しめやかとしんみりはともに落ち着いた雰囲気、静かな状況に対して使っていきます。

したがって、状況としてはかなり似ているでしょう。

そんなに大きな違いはありません。

そのため、特定の状況において、どちらを使うか迷う可能性が出てきます。

判断は主観的になってしまうでしょうから、結局はどっちを使っても構わないケースが多そうです。

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