「基盤」と「基板」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

基盤は「基礎となる部分のこと。」

「インフラ」と言い換えると分かりやすい。

基板は「電子部品と配線を設置する板のこと」。

「プリント基板」と言い換えると分かりやすい。

「基盤」は「社会的基盤・インフラ」として良く使われます。

「社会の基礎的な部分のことで道路や上下水道、交通網などのことです。

「基盤」は電気機器や電子機器などに搭載されている、電子部品や配線が組み込まれている板のことです。

「基盤」は基礎

「基盤」は基礎の部分のこと、また、土台のことを言います。

特に「社会的基盤」を「インフラ」と呼び、「ITインフラ」という言葉もあります。

「インフラ」は社会の土台と言える一般道路や高速道路、水道、下水、通信網、交通網などを言います。

また、大型治水設備の堤防やダムのことも言います。

「やっとまともに生きていける基盤ができた」などと使います。

「基板」は電子部品のこと

「基板」は半導体などの電子部品類をプリント配線された板に搭載したものを言います。

「基板」の種類は多いため、慣例的に基板の素材で呼んでいます。

多くは基板に銅箔の配線をプリントしたものに半導体などを載せます。

今や基板なくして、電気製品や電子製品はありえません。

半導体の生産が追い付かず、世界的な不足が起きています。

「基盤」と「基板」は間違えやすい熟語

「きばん」と言う同音異義語は「基盤・基板・機番・起番」しかありません。

しかし、変換時に間違えやすい言葉になっています。

電子部品の「基板」を「基盤」と漢字変換してしまうミスが絶えません。

逆に「基盤」を「基板」とするミスはほとんどありません。

「プリント基板・メモリ基板」などを「ブリント基盤」「メモリ基盤」とするミスです。

「基盤」と「基板」とは

「基盤」は基礎・土台となる部分のこと。

「社会的基盤・生活基盤」などと使います。

「基板」は半導体などの電子部品を搭載するプリント基板などのことです。

「社会的基盤には道路網や水道・下水、交通網、通信網などがある」「生活基盤ができた」。

「基板がなければ近代的な生活は成立たない」「基板は電気や電子関連のものにほとんど使われているものだ」などと使います。

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