「出席」と「列席」の違い・意味と使い方・由来や例文

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出席は「授業や会合などに出ること」。

何らかの場に姿を見せるという意味になります。

一般的には学校などで行われる授業に出るケースで使用することが多いでしょう。

列席は「列をなして連なっている状況のこと」。

特定の場所に誰かがいる状況を示していますが、列になっているので、複数人いるケースで使っていくと言えるでしょう。

「出席」の意味

出席とは、授業や会合などに出ることです。

一般的には学校の授業に出ることを出席と言いますが、それ以外でも何らかの会合があれば、出席を使うことがあるでしょう。

例えば、同窓会などでも使用される言葉と言えます。

割と日常的に耳にしやすい言葉なので、知らない人はまずいませんし、実際に出席と言える行動をとっている人も普通にいます。

「列席」の意味

列席とは、列をなして連なっている状況のことです。

状況としては出席とは違います。

何らかの授業や会合に出るという意味ではなく、複数人が並んでいるような状況なので、明らかに光景が異なっているでしょう。

だから、出席と表記は似ていると言えますけど、意味は特に似ていないので、区別は普通にできるのではないかと思われます。

「出席」と「列席」の用法や用例

「この授業は出席をちゃんととるから、サボるわけにはいかないんだ。

話を聞いていても意味が分からないような授業なんだけど、単位をとるためには休むわけにはいかない。」

「このコンサートはすごい人気だな。

多くの人たちが列席の状態にあって、会場の外で並んでいるよ。

こりゃ中に入れるまでにはかなり時間を要することになりそうだな。」

出席と列席は異なる場面で使っていく言葉

出席は学校の授業などに出るときに使いますが、列席は単純に列をなしているシーンで使うので、これらの言葉は表現はやや似ているものの、意味としては同じではないですし、使用する場面にも違いがあると言えるでしょう。

だから、そういう部分で区別をしていくといいのではないかと思われます。

列席はあまり使わない表現になると言えます。

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