古来は「ずっと昔からという意味のこと」。
何かを話すときに、それが昔からそうだったと言いたいときに使う表現であると言えるはずです。
旧来は「ずっと昔からという意味のこと」。
意味は古来と全く変わりません。
だから、使用する場面も同じになります。
どっちを使用しても構わないと言えるので、そこについては覚えておきましょう。
「古来」の意味
古来とは、ずっと昔からという意味のことです。
特定の何かがかなり昔の時点から存在していたといったケースで使うことが多い言葉になります。
そんなにすごいメジャーな言葉ではありませんが、全く聞いたことがない言葉でもないでしょう。
したがって、いずれは自分でも使う可能性がある表現と評価できるため、覚えておく必要があります。
「旧来」の意味
旧来とは、ずっと昔からという意味のことです。
だから、古来と意味は特に変わらず、基本的には同様の意味であると解釈できると思われます。
古来と比べると、旧来という言葉はやや知名度が落ちるはずです。
したがって、こちらが使用される機会はそれだけ限られてしまうので、そこについてはは頭に入れておく必要があるでしょう。
「古来」と「旧来」の用法や用例
「人間は古来から狩りをして生活をしていたが、いつしかそういった部分はあまり見られなくなった。
今日では、多くの人間は狩りをせずに食事をして、生活ができる状況となっている。」
「人間は旧来から神の存在を信じている。
それは今でも変わらないだろう。
宗教のようなものがあるということは、多くの人たちが特定の神の存在を信じている状況なのだ。」
古来と旧来はほぼ同じ意味の言葉
古来と旧来はともにずっと昔からという状況を表現する際によく使われる言葉です。
特定の存在や物事が昔からずっとこういう状況だったと言いたいときに使うことが多いので、そういう使用シーンを頭に入れておくといいでしょう。
そして、古来と旧来は意味に関して区別はできません。
だから、同じような場面で使って構わないと言えるのです。