凶漢は「人に危害を加える悪漢のこと」。
危険な存在、危ない人間という意味で使っていく言葉になります。
世の中には確実にそういう人たちが存在しているのです。
凶賊は「乱暴な人のこと、むやみに人を殺傷しにかかる人のこと」。
こちらも要するに危ない人という意味で使われる言葉です。
凶漢と意味は大して変わらないと言えるでしょう。
「凶漢」の意味
凶漢とは、人に危害を加える悪漢のことです。
人に危害を加えるという点が特徴なので、かなり乱暴で危ない性格の人間に対して使っていきます。
ただ、現実にこういう人はいるとしても、実際に身近にいるとか、遭遇するなどの状況はまず考えられません。
したがって、実際にこの言葉を使用する機会はなかなかないと言えるはずです。
「凶賊」の意味
凶賊とは、乱暴な人のこと、むやみに人を殺傷しにかかる人のことです。
とにかく危ない人という意味があり、その点に関しては凶漢と同じ意味と言えます。
凶賊と意味も表記も似ていますけど、使用頻度もだいたい同じくらいでしょう。
両者ともにそんなに有名な言葉ではないので、そういった部分は理解しておくといいと思われます。
「凶漢」と「凶賊」の用法や用例
「この世には凶漢と言える危ない人もいる。
そういう人にいつ遭遇するか分からないから、外を歩くときには用心した方がいい。
常に頭の中に入れておくべきだと思うんだ。」
「人間にはいろいろなタイプがいるから、人に暴力をふるうとか、傷つけることをしたがる存在もいるはずだ。
そういう凶賊の被害にいつ遭うか分からないという意味では、常に気を付けておくべきだ。」
凶漢と凶賊はほぼ同じ意味と言える
凶漢と凶賊はともに暴力をふるう人、乱暴な危ない人という意味で使っていく言葉です。
意味に関して、特に違いはないので、区別することは容易ではないと言えるでしょう。
ただ、両者ともにそんなに有名な表現ではありませんから、日常的に使用する機会は多くなく、誰かが使っているシーンを見ることもほとんどないと評価できるはずです。