「在位」と「在任」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

在位は「特定の地位にいる状況のこと」。

たいていは王などの国のトップと言える存在に対して使われるもので、特定の人がその地位についている状況そのものを表します。

在任は「特定の任務についていること」。

こちらは国のトップなどの存在以外に対しても使用することがあります。

一般人でも普通に使うことができるでしょう。

「在位」の意味

在位とは、特定の地位にいる状況のことです。

ある程度偉い人物が高い地位にいる状況を指す言葉であり、現在の状況として特定の地位についているケースで使っていく言葉になります。

国のトップやそれに近い存在以外ではあまり使われません。

したがって、この言葉が使われる対象はかなり限られており、そこは知っておくべきです。

「在任」の意味

在任とは、特定の任務についていることです。

現在そういった状況にあるという意味ですが、こちらは不特定多数の人たちに使うことが可能でしょう。

つまり、特定の人だけに使用する言葉ではないので、そこは知っておく必要があります。

世の中では何らかの任務についている人は割と多くいるでしょうから、対象になる人も多くいるはずです。

「在位」と「在任」の用法や用例

「今の天皇が在位している期間は非常に長いな。

思えばかなりの年数になる。

普段こういった部分は意識しないけど、改めて考えてみると、そういう部分に気付くわけだ。」

「部長に在任してからどれくらい経っただろうか。

当初は自分がそんな地位につくのかと思ったけれども、今になれば十分に仕事をこなしていると思えてくるな。」

在位と在任は使う対象が違う

在位に関してはかなり特別な存在に使っていくことが多いです。

したがって、世の中の多くの人たちは在位という言葉には縁がないという言い方ができるでしょう。

しかし、在任については割と幅広く、いろいろな人たちに使っていくことが可能と言えます。

だから、数多くの人たちに当てはまる可能性があるので、そこは知っておきましょう。

最新の記事はこちらから