「逃げ腰」と「浮き腰」の違い・意味と使い方・由来や例文

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逃げ腰は「責任などから逃れようとする態度のこと」。

何かから逃げようとする状況を表す言葉ではありますが、たいていの場合には責任などが該当すると言えるでしょう。

浮き腰は「ふらついている腰つきのこと、今にも逃げ出しそうな腰つきのこと」。

後者の意味については逃げ腰に割と近いと言えるでしょう。

あとは柔道の技にも同名のものがあります。

「逃げ腰」の意味

逃げ腰とは、責任などから逃れようとする態度のことです。

特定の問題などに関して、自分に責任があるかもしれないと言えるような場面でする行動であり、自分は悪くないといった態度をするケースで使います。

たいていは周りの人間が使用することとなり、批判的な意味を込めて使っていくのです。

実際にこのような場面はそこそこ見られるでしょう。

「浮き腰」の意味

浮き腰とは、ふらついている腰つきのこと、今にも逃げ出しそうな腰つきのことです。

逃げ出しそうな腰つきという部分は逃げ腰とほぼ同じですが、ふらついている、倒れそうという部分もあるので、そこは特に知っておくべきです。

逃げ腰と比べると、こういう言い方をするケースはあまり多くないので、浮き腰という言葉は知らない可能性も割とあります。

「逃げ腰」と「浮き腰」の用法や用例

「あれだけの失敗をしてしまったわけだから、あの人はすでに逃げ腰だろう。

自分への責任の追及を回避するために、すでに何らかの策を考えているんじゃないかな。」

「あの人はふらついていて、今にも倒れそうな状況に見えてくる。

浮き腰のような光景に感じられるが、どこか怪我でもしているのか、それとも単に疲れているだけなのかな。」

逃げ腰と浮き腰は同じような場面で使える

逃げ腰と浮き腰はに関しては、ともに逃げるような腰つきという意味があります。

自分にとって不利な状況から何とか逃れようとする態度が見られるシーンで使用する言葉なので、そういう意味では意味は大して変わらないという言い方ができるでしょう。

でも、一般的には逃げ腰の方が有名で、浮き腰という言い方はあまりしないと思われます。

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