あわやは「もう少しで不都合な状況が到来していたと言えること」。
特定の人にとって不都合な状況が到来する寸前だった、非常に危なかったと言える場面で使っていく言葉になります。
危うくは「かろうじて、もう少しのところでという状況のこと」。
特定の危機が迫っていたが、なんとか回避することができたといった意味で使用することが多いです。
あわやにかなり近い意味でしょう。
「あわや」の意味
あわやとは、もう少しで不都合な状況が到来していたと言えることです。
特定の人たちにとって、不都合な状況がもう少しで到来していたが、なんとかぎりぎりで回避できたと言えるシーンで使用する言葉でしょう。
そういったシーンは割と多くあるはずで、日常生活においても経験している人はそれなりにいると思われます。
したがって、あわやという表現はそれなりに高い使用頻度になりやすいです。
「危うく」の意味
危うくとは、かろうじて、もう少しのところでという状況のことです。
かろうじて特定の状況を回避できたといった意味で使用していきますから、あわやとかなり似たような状況と言えます。
もう少しのところ危ない、不都合な状況を顕在化するところだったという意味になりますから、意味の違いはあまりないと言えます。
危うくという表現もそれなりに使用する可能性が高いと言えるはずです。
「あわや」と「危うく」の用法や用例
「あわや留年するところまでいってしまったが、なんとか回避することができた。
最後の最後に赤点を回避することができたからな。
ちゃんと勉強をしておいてよかったよ。」
「危うく遅刻するところだったけど、駅から走ってきて何とか間に合った。
今日も遅刻したら上司になんて言われるか分からなかったからな。
本当に危なかったよ。」
あわやと危うくは同じような場面で使う言葉
あわやと危うくに関しては、どちらも何らかの危機を回避したシーンで使う言葉と言えます。
特定の危機が訪れそうな状況では会ったものの、それをギリギリで回避できた場面で使うので、両者は同じような意味を持っているでしょう。
意味としては違いはあまりなく、使用する場面もほぼ同じなので、区別をすることはかなり厳しいです。