「とばっちり」と「しわ寄せ」の用法や用例・意味と使い方・由来や例文

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とばっちりは「誰かが被った災いに関して、近くにいた人も同じように被ること」。

こういった意味で使用する言葉ですが、かなり有名な表現なので、多くが知っているでしょう。

しわ寄せは「何らかの失敗の結果が当事者でない別の者へ及ぶこと」。

失敗をすることで起きる現象について、その当事者以外も影響を受けるときに使っていく言葉と言えるでしょう。

「とばっちり」の意味

とばっちりとは、誰かが被った災いに関して、近くにいた人も同じように被ることです。

本来はその人だけが被るべき損害に関して、自分も同様に被ってしまうという、非常に理不尽な状況を表した言葉と評価できます。

ただ、人生の中ではこういうとばっちりを受ける機会はそれなりに存在する可能性があります。

だから、そんなに珍しい光景ではないのです。

「しわ寄せ」の意味

しわ寄せとは、何らかの失敗の結果が当事者でない別の者へ及ぶことです。

当事者ではない人にまで何らかの被害が及ぶという状況で使うので、ある意味理不尽な状況を示していると評価できるでしょう。

しわ寄せという言い方はかなり有名で、誰もが聞いたことがあるはずですし、使ったこともあると思われます。

多くの人たちが馴染みを感じやすいと言えるはずです。

「とばっちり」と「しわ寄せ」の用法や用例

「部下がミスをしたせいで、部下だけではなくて俺まで怒られる羽目になってしまった。

俺の指導不足という点が理由らしいが、これ以上何をどうやって教えろと言うのだ。

完全にとばっちりだよ。」

「別の部署でとんでもない問題が起きたらしいが、これはもしかしてうちの部署にもしわ寄せがくるんじゃないのか。

それは勘弁してほしいけど。」

とばっちりとしわ寄せは同じような意味の言葉

とばっちりとしわ寄せに関しては、自分たちが原因になっていない問題に関して、その被害が自分たちにも及んでくるという意味の言葉です。

自分以外の人たちに対して使うこともできますが、たいていは自分への被害が生じたときに使用することが多いです。

意味の違いはあまりないので、同様のシーンで使いやすいという部分は覚えておきましょう。

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