不都合は「都合が悪いこと」。
予定が合わないといった意味で使われることもありますけど、自分にとってよくない状況といった意味でも使われることがあります。
不本意は「自分の望まない選択を強いられること」。
特定の判断をするにあたって、妥協などの気持ちが含まれているときに使っていきます。
したがって、本当はそういう行動をとりたくなかったという気持ちがあるのです。
「不都合」の意味
不都合とは、都合が悪いことです。
予定が合わないという意味も有名ですが、まとめて都合が悪いという言い方をしていくことが多いでしょう。
不都合という言葉はかなり多くの場面で使用できるものであり、無意識のうちに使用していることがよくあると思われます。
実際、不都合な状況を経験したことがない人はまずいないと評価できると言えるでしょうから。
「不本意」の意味
不本意とは、自分の望まない選択を強いられることです。
本当はそういった選択はしたくないとしても、何らかの事情によってその選択をしないといけないようなケースで使っていく言葉になります。
妥協の気持ちがきちんと含まれているようなときに使う言葉なので、そこは特に重要であり、まずしっかりと覚えておかないといけないポイントと言えるでしょう。
「不都合」と「不本意」の用法や用例
「今の目撃証言はお前にとってよほど不都合なものだったんだろうな。
さっきまでの勢いはどこかにいってしまったぞ。
でも、何も言い返せなくなるのは当然と言えるだろうけど。」
「不本意ではあるが、この大学に進学することにしよう。
他に受かったところがないし、うちの家庭では浪人できるような状況じゃないから、ここに入るしかないんだ。」
不都合と不本意は当人にとって望ましくない状況を表す言葉
不都合と不本意に関しては、意味は割と似ている状況です。
どちらも当人にとって望ましくない状況を表しており、マイナスの感情を抱いているときに使っていくのです。
ただ、不都合については割と多様な意味で使われることがあるので、そういった点を理解しておく必要があるでしょう。
その場に応じて適切な意味をちゃんと把握する必要があるのです。