「難読語句」と「難解語句」の違い・意味と使い方・由来や例文

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難読語句は「読むことが難しい漢字や熟語、成語のこと」。

「難熟語」と言い換えると分かりやすい。

難解語句は「理解するのが難しい語句のこと」。

「難語」と言い換えると分かりやすい。

「難読語句」や「難解語句」は普通使われない言葉でかつ、読みづらく意味が分かりにくい言葉のことです。

同じような意味の言葉でも良く使われる言葉と難しい言葉があります。

「難読語句」は難読の漢字や熟語のこと

「難読語句」は植物や動物などの呼び名を漢字で表した場合になります。

平易なものは分かるのですが、例えば鰤や鯊などの「魚」の名前や雲雀や杜鵑などの「鳥」の名前、蒲公英や菫などの「花」の名前などは漢字にするとすぐには読めません。

また、難読熟語の類も同じで、同じ意味の優しい言葉もあるのですが作られた言葉は使われないのですが存在するのです。

「難解語句」は意味の分からない言葉のこと

「難解語句」は読みづらくかつ、意味が良く分からない言葉のことです。

仏教用語や技術用語、哲学用語などが該当します。

これらの言葉は「難解」なのは仕方なく、必要なものであり使われる言葉になります。

難しい内容を漢字や片仮名で表現するものですから、「難解」になるのです。

一つの「難解語句」を分かりやすく説明するためにはかなりの文章が必要になります。

「難読語句」と「難解語句」は同時のこともある

「難解語句」は読みが難しいことですが、同時に「意味」も分からないことがあります。

読めるとよく知っているものであれば良いのですが、知らない分からない言葉もあります。

例えば「色即是空」と言う仏教言葉がありますが、「しきそくぜくう」と読めても意味は分かりません。

「僧都」は「そうず」と読みますが、なかなか読めませんがお坊さんのことであることはすぐに分かります。

同時の場合もあります。

「難読語句」と「難解語句」とは

「難読語句」は読むことがほぼできない漢字や熟語のことです「難解語句」は読むことは出来ても意味が良く分からない言葉です。

「難読」と「難解」は同時に起きることもあります。

仏教用語は常識的なものから「難解」なもの「難読」なものがあります。

哲学用語や技術用語、四文字熟語にも「難読・難解語句」があります。

必要なものは別として普段使われない言葉も多く存在します。

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