「カフェオレ」と「カフェラテ」と「カプチーノ」と「モカ」の違い・意味と使い方・使い分け

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カフェオレは普通のコーヒーにミルクを加えた飲み物で、カフェラテはエスプレッソにミルクを加えた飲み物、カプチーノは、エスプレッソにスチームミルクとフォームドミルクを加えた飲み物。

モカとは、イエメン産またはエチオピア産のモカコーヒーを言いますが、チョコレートを加えてそのコーヒーの味に似せたカフェモカと呼ばれる飲み物もあります。

カフェオレとは

カフェオレはフランス語で、レはミルクを指します。

つまり日本語ではミルク入りコーヒー。

カフェオレのコーヒーは一般的に、苦味が少なく酸味が強い比較的浅煎りの豆を使った、日本ではおなじみの紙で濾すドリップコーヒーで、ミルクの量は特に規定があるわけではないのでお店によっても違うことがありますが、一般的な割合はコーヒー50%に対しミルク50%です。

カフェラテとは

カフェラテはラッテというミルクを意味する単語を使ったイタリア語の造語で、コーヒーにミルクを混ぜたもの、つまりミルク入りコーヒーのことです。

カフェラテに使われるコーヒーはエスプレッソマシーンで高い圧力をかけ、短い時間で抽出するエスプレッソで、苦味が多く酸味の少ない深煎りの豆を用います。

ミルクの量に規定はないものの、一般的なカフェラテの割合はコーヒー20%に対しミルク80%です。

カプチーノとは

カプチーノはイタリア発祥のコーヒーで、専用の機械で高い圧力をかけて抽出したエスプレッソと共に、蒸気で温めらたスチームミルクと、同じく蒸気で泡立てたフォームドミルクを用います。

カプチーノの一般的な割合は、エスプレッソ30%の上にスチームドミルクを30%、さらにその上に注がれるフォームドミルクが40%です。

モカとは

モカはイエメンが発祥の言葉で、コーヒーを出荷していた港がモカという名前であることから、イエメン産のコーヒーをそう呼ぶようになりました。

モカには種類があり、対岸のエチオピア産のコーヒーも同じ港から出荷されていたためモカと呼びます。

イエメン産 をモカ・マタリ、エチオピア産 をモカ・ハラー もしくはシダモと収穫地名を付けて区別していることもあります。

モカにはカカオに似た風味があるため、チョコレートを入れることで風味を似せたカフェモカという飲み物も存在します。

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