意固地は「意地を張っていて、つまらないことに関して頑固なこと」。
意地を張っている状況に対して使いますが、特につまらないことにおけるケースで使っていくと言えるのです。
片意地は「頑固に自分の考えを通そうとすること」。
要するに頑固であるという意味になりますが、意味としては意固地とそんなに大きくは変わらない状況と言えます。
「意固地」の意味
意固地とは、意地を張っていて、つまらないことに関して頑固なことです。
傍から見たら、なんてつまらないことに関してこだわっているんだと思えるような場面で使っていきます。
しかし、本人にとってはそういう態度をとり続けないといけない事情があるので、なかなか態度を変えることはできないでしょう。
意固地と言えるようなシーンは割と日常で見られます。
「片意地」の意味
片意地とは、頑固に自分の考えを通そうとすることです。
自分の意見を何とか通そうとするほどに頑固という意味であり、意固地と全く同じ意味ではないものの、状況に関しては同じような光景に見える可能性が高いでしょう。
だから、片意地という言葉は頑固であるという点において意固地と同様の見方ができるはずです。
意固地と同じくらいの頻度で使う可能性がありますから、知っておくといいです。
「意固地」と「片意地」の用法や用例
「あいつはいつまで意固地を張っているつもりなんだ。
そんなことをしたって何の意味もないのに。
いい加減に目を覚ましてほしいと思うが、そうもいきそうにないな。」
「多くの人たちから反対されても、あの人は片意地を張っている状態だ。
自分の意見が通らないと、どうも納得できない性分なんだろう。
困った性格をしているものだな。」
意固地と片意地は意味がかなり似ている
意固地と片意地に関しては意味はかなり似ている状況と言えます。
どっちも頑固である、つまらないことにこだわっているという意味があるのです。
したがって、かなり似た意味の表現となっているので、そういった部分において区別をすることは難しいと評価できます。
どちらもそれなりに使いますから、しっかりと理解をしておきましょう。