「悪戦苦闘と「苦心惨憺」の違い・意味と使い方・由来や例文

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悪戦苦闘は「敵が強いために苦労する状況ではあるものの、なんとか勝とうと奮闘すること」。

非常に有名な言葉で、多くが使ったことがあると思われます。

簡単に勝てない相手に対して使うのです。

苦心惨憺は「苦心をしながら工夫を凝らすこと」。

つまり、苦労をしながら工夫していこうとする状況で使っていくのです。

敵と戦うような状況ではありません。

「悪戦苦闘」の意味

悪戦苦闘とは、敵が強いために苦労する状況ではあるものの、なんとか勝とうと奮闘することです。

何らかの敵と戦っているときに使う言葉であり、勝つことは難しいが、なんとか努力をしているというシーンにぴったりな言葉です。

かなり有名な表現であるため、知っている人は多くいると思われます。

たまに見聞きすることがあると言えるでしょう。

「苦心惨憺」の意味

苦心惨憺とは、苦心をしながら工夫を凝らすことです。

何らかの状況を打開するため、少しでも状況をよくするために工夫をしていこうとしている状況で使っていきます。

ただ、その過程では苦しみが少なからずあるので、そこはポイントと言えるでしょう。

簡単に望み通りにはいかないという意味では、悪戦苦闘に近いと評価できます。

「悪戦苦闘」と「苦心惨憺」の用法や用例

「悪戦苦闘するとは思っていたが、その程度は想像以上だったな。

まさか前半だけで3ゴールも許してしまうとは。

これは後半に相当追い上げないといけないと言えるぞ。」

「苦心惨憺しながら現状を打開しようと頑張っているが、今のところ成功の道筋は見えない。

このままやっていても時間だけが過ぎていく気がする。

どうすればいいのだろうか。」

悪戦苦闘と苦心惨憺は同じような状況を表している

悪戦苦闘と苦心惨憺はともに望ましい状況を実現するために、なんとか奮闘している光景で使っていきます。

しかし、両者ともに望み通りの状況を実現させることは簡単ではなく、それなりに苦労する可能性が高いのです。

そういう意味では、これらの言葉は意味がかなり似ています。

全く同じではないとしても、光景としては似ていると評価できるでしょう。

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