無病息災は「病気などを全くしないで元気でいられること」。
多くの人たちはこういった状況を願っているはずで、そのような生き方を目指していると思われます。
無事息災は「病気や災害などの心配事がなく、平穏な状況で暮らしていること」。
そのような心配をする必要がないという点は、精神的に非常に穏やかと言え、理想的な光景と評価できるはずです。
「無病息災」の意味
無病息災とは、病気などを全くしないで元気でいられることです。
病気をする状況ではなく、常に元気でいるというのは、多くが目指している部分でしょう。
実際はそのような光景であるケースが割と多いとは思われるものの、今後もずっとそうでありたいと考える人も多いはずです。
かなり有名な言葉なので、知っている人はたくさんいると思われます。
「無事息災」の意味
無事息災とは、病気や災害などの心配事がなく、平穏な状況で暮らしていることです。
無病息災とはやや意味が違っていますけど、こちらも要するに問題なく毎日を過ごしている状況であり、多くが目指している状態と評価できるはずです。
でも、無病息災と比べると、ちょっとマイナーな表現であり、使用頻度は低くなると思われます。
「無病息災」と「無事息災」の用法や用例
「無病息災でいられるようにと、私は毎年願っている。
実際、これまでこれといった病気にはかからないで、元気に過ごすことができているから、これからもそうありたいものだね。」
「できるだけ無事息災と言えるような世の中であってほしいものだが、自然災害などは人類で完全にコントロールできるものではないため、その実現は難しい部分があるな。」
無病息災と無事息災は知名度に違いがある
無病息災と無事息災は意味に関しても多少なりとも違いはありますけど、それとは別に知名度に違いがあります。
無病息災は多くが聞いたことがある言葉だと思われますが、無事息災は一般的にはそこまで有名ではない、知らない人も普通にいると思われる言葉であるため、そこで両者は区別をすることができるのではないかと言えるのです。