「発憤忘食」と「廃寝忘食」の違い・意味と使い方・由来や例文

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発憤忘食は「心を奮い起こしたうえで、食事をとるのも忘れるほどに物事に励むこと」。

特定の物事に対して取り組む際に、非常に真剣になっている状況を表していると言えます。

廃寝忘食は「他のことを忘れてしまうほど、一つのことに夢中になること」。

寝ることをやめて、食べることを忘れるほどに特定のことに集中しているケースで使っていきます。

「発憤忘食」の意味

発憤忘食とは、心を奮い起こしたうえで、食事をとるのも忘れるほどに物事に励むことです。

食事をとることを忘れてしまうほどに集中するようなケースで使っていきます。

実際はそのようなことはなかなかないので、滅多に使う表現ではありませんが。

でも、このような状況になっている人は世の中には実際に存在していると言えるはずです。

「廃寝忘食」の意味

廃寝忘食とは、他のことを忘れてしまうほど、一つのことに夢中になることです。

寝ることをせずに、食事をとるのも忘れるという状況なので、発憤忘食と意味は割と似ています。

しかし、寝ることをしないという点は一応の違いになるので、そこは頭に入れておく必要があります。

でも、同じような場面で使うことがしやすい表現になるでしょう。

「発憤忘食」と「廃寝忘食」の用法や用例

「ときには発憤忘食の気持ちで物事に取り組んでみたいものだな。

そういった気持ちがあれば、どんなことでも達成できるんじゃないかと思えてくるんだよ。」

「私は今まで何かに夢中になったことがほとんどない。

でも、世の中では廃寝忘食といった感じで、特定のことにかなり夢中になっている人もいるはず。

ちょっと羨ましいよね。」

発憤忘食と廃寝忘食は同じような意味

発憤忘食と廃寝忘食はともに何かに集中している、夢中になっているという意味で使っていく言葉なので、両者は同じような意味であると評価できるでしょう。

ただ、発憤忘食と廃寝忘食という言葉はともにそこまで有名とは言い難い面があります。

したがって、知らない人がそれなりにいるという意味では、頻繁に使われることはないでしょう。

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