左建外易は「自分の権力や繁栄のために手段を選ばず、好き勝手に振舞う状況のこと」。
犯罪や不正など、目的のためであれば手段を選ばないという点は大きな特徴と言えます。
横行跋扈は「悪人がのさばること、そういう人たちが勝手気ままに行動するような状況であること」。
社会にとってよくないことが起きている、悪影響が発生していると評価できる言葉と言えます。
「左建外易」の意味
左建外易とは、自分の権力や繁栄のために手段を選ばず、好き勝手に振舞う状況のことです。
犯罪や不正などの手段を使いながら、自己利益の実現のためだけに行動するという意味で使われる言葉です。
たいていはある程度身分が上の人間がそういったことをしていくので、国の人間などに対して使用されることが多い言葉と言えます。
「横行跋扈」の意味
横行跋扈とは、悪人がのさばること、そういう人たちが勝手気ままに行動するような状況であることです。
悪人が社会に存在し、自由に行動できてしまっているというケースで使っていきます。
治安がよくない状況と評価できるわけですが、国全体が大きな混乱に包まれたようなシーンであれば、そのような光景は実際に見られるかもしれません。
「左建外易」と「横行跋扈」の用法や用例
「ある程度の権力を持っている人間はどうしても私利私欲に走る傾向にある。
したがって、この国においても左建外易と言える光がどこかで見られることになるんだろうな。」
「大きな災害が起きた直後などは警察が機能しないこともあり、横行跋扈の状況になりやすい。
したがって、そのようなシーンでは自分の身を守ることを常に考えるべきだ。」
左建外易と横行跋扈は意味がかなり似ている
左建外易と横行跋扈はともに自分の利益のために好き勝手に行動するという状況を表しています。
ただ、左建外易についてはある程度地位が高い人に対して使っていくことが多いですが、横行跋扈は一般人に対しても使うことができます。
両者はかなり意味が似ているものの、対象となる人物にやや違いがあると言えるので、そこを覚えておくといいです。