「シジュウガラ」と「ゴジュウガラ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

シジュウガラは「市街地にいる野鳥のこと」。

「市街地野鳥」と言い換えると分かりやすい。

ゴジュウガラは「山里にいる野鳥のこと」。

「山里野鳥」と言い換えると分かりやすい。

どちらの鳥もスズメより一回り大きい体をしていますがスズメの仲間になります。

「シジュウガラ」は「四十雀」と書き、「ゴジュウガラ」は「五十雀」と書きます。

「ガラ」は鳥に付けられる言葉になります。

どちらも語源が不明の名前となります。

「シジュウガラ」はスズメの仲間

「シジュウガラ」はスズメの仲間で「スズメ目シジュウガラ科シジュウガラ属」になります。

日本、極東ロシア、東アジアに生息し、渡りをしない留鳥になります。

頭は黒で頬は白、胸には黒い縦筋が走り、羽は灰色で少し緑が入るというカラフルな鳥です。

市街地で良く見かける鳥で鳴き声は「ツピッ」と鳴きます。

名前の語源は定かではありませんが、一説では幼鳥の鳴き声からと言われています。

「ゴジュウガラ」もスズメの仲間

「ゴジュウガラ」もスズメの仲間で「スズメ目ゴジュウガラ科ゴジュウガラ属」となります。

日本の他、ユーラシア大陸に広く分布しています。

嘴から目の回りを通り後頭部に走る黒い線が特徴です。

羽は灰色、腹は白になっています。

平地や山地など山里の広葉樹の林に生息します。

木の幹を足でガッチリつかみ頭を下に向けて降りる習性があります。

名前の語源は定かではありません。

「シジュウガラ」と「ゴジュウガラ」は似ているが鳴き声は違うもの

「シジュウガラ」の鳴き声は「ツピッ ツピッ」と大きく聞こえ、特に「ピッ」が良く聞こえます。

それに対して「ゴジュウガラ」は「ピーィ ピーィ」「ピリピリピリピリ」とハッキリした大きな声で鳴きます。

スズメの「チッチッチュン」に比較したならば、大声でハッキリとした通りの良い声と言えます。

「ゴジュウガラ」は林にいますから、市街地では聞くことが難しいのですが「シジュウガラ」は街中にも沢山いますし、鳴き声も良く耳にします。

「シジュウガラ」と「ゴジュウガラ」とは

「シジュウガラ」はスズメの仲間で、市街地に生息している留鳥です。

鳴き声は「ツピッ ツピッ」と言う特徴のある声なのですぐに分かります。

名前が変わっていますが、語源は分からないそうです。

なぜ「四十」と言う数字が付くのかは不明ですが、幼鳥の鳴き声が「ジジジ」と聞こえることからとも言われています。

「ゴジュウガラ」もスズメの仲間になります。

鳴き声は「ピーィ ピーィ」「ピリピリピリピリ」です。

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