「助」と「介」と「輔」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

助は「上の人を補佐する地位にあること。」

「助役」と言い換えると分かりやすい。

介は「人を助ける意味を持つ言葉のこと」。

「介護」と言い換えると分かりやすい。

輔は「人を補佐する役目を持つ言葉のこと。」

「輔佐」と言い換えると分かりやすい。

どの言葉も人名にも使われるもので、「助ける」と言う共通した意味があります。

「輔佐」は「補佐」のことです。

「助」は「助ける」と言うこと

「助」はいろいろなものに付き、目上の人を助ける役割をします。

「助役・助監督・助教授・助成・救助・互助・介助・助言・助力・助命・助手・助演」などがあります。

すべて「助ける」と言う意味で使います。

また、「助」はそのような意味から、男子の名前に好んで付けられています。

特に江戸時代は「助」が多用されていたのです。

「介」も「すけ」と読む

「介」も「助ける・補助をする」と言う意味があります。

「介助・介護・介抱・介在・媒介・紹介・仲介・介入・介添え・厄介・お節介」などがあります。

「助ける・仲立ちをする・間に入る」などの意味で使われます。

「介」はそのような意味でから、男子の名前に好んで付けられています。

「助」よりやや格を感じる言葉になります。

「輔」は輔佐の意味

「輔」は「助・介」などと同じように「助ける・輔佐をする」などの意味で使われます。

「輔佐・補佐」と使い、「補」は「輔」と同じです。

語源は車を補強する木のことを意味しました。

やはり、男子の名前に使われ、「助・介」よりは字画が多いことから、より重厚感のあるものとして使われました。

「大助・大介・大輔」でしたら「大輔」が最も重い感じがします。

「助」と「介」と「輔」とは

「助」と「介」と「輔」はすべて「すけ」と読み、「助ける」と言う意味を持ちます。

特に「上の立場の人について補佐をする」と言う意味に使われます。

「スケ」は昔の律令時代の輔佐的官職でもあったのです。

また、そのような意味から、男子の人名に好んで付けられていました。

「~之介、~之輔、~助」などと使います。

現代では「~介、~輔、~助」などと使います。

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