瞠目は「感心して目を見張る状況であること」。
特定の光景や人物の行動などに関して、思わず目を見張ってしまうケースで使っていきます。
感動しているなどの意味が含まれているのです。
瞠若は「人の素晴らしい業績などに、驚いて目を見張ること」。
目を見張るという点において同じ意味と評価できます。
ただ、業績などに対して使う点が大きなポイントになります。
「瞠目」の意味
瞠目とは、感心して目を見張る状況であることです。
何に感心したがために、目を見張っているような状況において使っていく表現と言えます。
瞠目という言葉自体はむずか足いですけど、瞠目に当たる状況は普通にありえるので、そこそこ使用シーンは考えられると評価できるはずです。
でも、どうしても知名度はそこまで高くはありません。
「瞠若」の意味
瞠若とは、人の素晴らしい業績などに、驚いて目を見張ることです。
目を見張るという点においては、瞠目と同じような意味であると評価できるでしょう。
しかし、瞠若に関しては、業績などに対して使っていくことが多いので、そこは特徴的と評価できます。
つまり、瞠若はそれだけ使用できるシーンが限定されていると言えるわけです。
「瞠目」と「瞠若」の用法や用例
「あの人は本当にすごい成績みたいだな。
学年でもナンバー1と言えるくらいに優れた成績を毎回とっているみたい。
俺なんて思わず瞠目してしまったくらいだよ。」
「営業というのは能力の差が顕著に出るよな。
俺なんてなかなか結果が出せないけど、同期のあいつは瞠若してしまうくらいの状況だから。
営業には向き不向きが相当あるのだろう。」
瞠目と瞠若の違いはわずかと言える
瞠目と瞠若はそこまで意味の違いはありません。
どちらも特定の人たちに対して関心してしまう、目を見張る状況であるというケースで使っていくのです。
ただ、瞠目は特に細かい条件などはありませんけど、瞠若は業績などに対して使用するという部分があるので、わずかな違いは存在していると言えるでしょう。
そこで区別をしていくことになるのです。