夜勤は「主に深夜から朝方にかけて働く労働者のこと」。
こういった時間帯に働く人たちに対して使われる言葉であり、少数派ではありますが、世の中には夜勤の人たちが数多くいるのです。
夜業は「夜間に働く労働者のこと」。
こちらの方がより漠然とした言い方であり、夜勤ほど労働する時間帯が具体的ではありません。
ただ、意味としては夜勤とほぼ同じと評価できるでしょう。
「夜勤」の意味
夜勤とは、主に深夜から朝方にかけて働く労働者のことです。
普通は朝から働く人が多い中で、あえて夜遅い時間帯、しかも深夜と言える時間帯から働く人たちを夜勤と言います。
多くが寝ている間に仕事をしている点が特徴です。
実際に夜勤の仕事をしている人は世の中では決して多くないものの、一定割合は確実に存在していると評価できるでしょう。
「夜業」の意味
夜業とは、夜間に働く労働者のことです。
そして、その時間帯に行う仕事という意味もあります。
夜勤と同じような意味に見えるかもしれませんが、全く同じとは言えないでしょう。
夜業の場合には夜間という部分が決まっているだけで、夜勤と比べると時間帯に関する定義がほぼありません。
したがって、夜勤とはそういう部分で違っているのです。
「夜勤」と「夜業」の用法や用例
「夜勤という働き方はかなり特殊だが、慣れれば意外と普通に感じられてくるな。
当初は勤務時間帯に慣れなかったけど、働き続けると身体が完全に馴染んできたな。」
「夜業に関しては、やりたがらない人が多いのかもしれないけど、倍率があまり高くないらしいね。
やっぱりこの時間帯に働くのは避けたいと感じる人が多いのではないか。」
夜勤と夜業の違いは非常に微妙
夜勤と夜業はともに夜間に仕事をする人たちを指す言葉です。
ただ、夜勤はそこそこ時間帯の範囲が決まっていますけど、夜業の場合にはそういった部分はありません。
つまり、夜間が一体何時から何時までを指すのかについて、夜業は全く分からない状況なのです。
だから、ほぼ同じ意味の言葉ではあるものの、非常に微妙な違いがあると言えるわけです。