「吹雪」と「地吹雪」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

吹雪は「雪が風により吹き付けること。」

「強風雪」と言い換えると分かりやすい。

地吹雪は「暴風により積もった雪が吹き上がる現象のこと」。

「ホワイトアウト」と言い換えると分かりやすい。

「吹雪」は風を伴う降雪のことです。

そよ風ではなく強風でなければ言いません。

雪が風で強く靡く様子を言いますから「紙吹雪」「花吹雪」などの言葉もあります。

「地吹雪」は地面に積もっている雪が暴風で上空に巻き上がる現象を言い、激しいものは「ブリザード」とも呼ばれます。

「吹雪」は強風で起きるもの

「吹雪」はかなり強い風に乗って雪が降る様子を言います。

真冬は日本海側では毎日の様に「吹雪」が北西の季節風に乗って降ることがあります。

「吹」は「強風が吹く」ことです。

風に吹かれて降雪量は増加をします。

太平洋側でも南岸低気圧の影響で、「吹雪」が現れることがあります。

パレードの「紙吹雪」や桜の花びらが風に舞う様子の「花吹雪」と言う言葉があります。

「地吹雪」は暴風に伴い発生するもの

「地吹雪」は吹きが舞い上がり視界が無くなる現象で、そうなると「ホワイトアウト」と呼ばれ車の走行が困難になります。

別名「ブリザード」とも言い、南極などでは何日も続くことがあります。

「地吹雪になると雪が下から上へ降るのだと北国の人は言います」「吹雪はまだ情緒があるが、地吹雪は災害でしかない」などと使います。

「吹雪」と「地吹雪」は同時に起きる

「吹雪」が起きている時は風が強く吹くと「地吹雪」を伴うことは珍しくありません。

広大な平地や峠などは要注意となります。

勿論、暴風が吹くだけでもすでに積もっていた雪が舞い上がる「地吹雪」は発生しますが、降雪の時に多く発生します。

車や歩行者、建物などに影響が出るものです。

「ブリザード」となるとほとんど視界が効きませんから、屋外活動は不可能になります。

「吹雪」と「地吹雪」とは

「吹雪」は風に乗り降雪が強まること。

「地吹雪」は風のみでも起きる現象で、積もっている雪が風で吹き飛ばされ視界が悪くなる現象のことです。

「吹雪」と「地吹雪」は同時発生も多く、最も強烈なものは「ブリザード」と呼ばれます。

「ホワイトアウト」現象は「地吹雪」や「ブリザード」で発生する視界悪化現象のことです。

南極の激しい「ブリザード」は1メートル先も見えないと言われます。

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