「小耳に挟む」と「人づてに聞く」の違い・意味と使い方・由来や例文

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小耳に挟むは「意図しないで、特定の情報を知ること」。

たまたま誰かが話しているのを聞いたなど、偶然何らかの情報を得たようなシーンで使っていく言葉と言えるでしょう。

人づてに聞くは「本人から直接聞いたのではなく、別の人間を介して聞いた状況のこと」。

つまり、情報がどこまで正確かは不明と言える状況が存在しているわけです。

信用ならないという言い方ができるケースも普通にあるでしょう。

でも、こういったケースは日常生活でよくあることですけど。

「小耳に挟む」の意味

小耳に挟むとは、意図しないで、特定の情報を知ることです。

本人にその気はなかったのに、たまたま何らかの出来事により、特定の情報を知ってしまったようなケースで使います。

誰かが何かを話している場面に偶然居合わせてしまうようなケースが該当するでしょう。

こういった状況を経験するかはともかく、小耳に挟むという表現を聞いたことがある人は多いはずです。

「人づてに聞く」の意味

人づてに聞くとは、本人から直接聞いたのではなく、別の人間を介して聞いた状況のことです。

直接本人から情報を聞いたわけではないので、その情報自体の信ぴょう性が疑われるようなケースで使っていきます。

小耳に挟むもたまたま聞いただけであり、面と向かって自分に話したわけではないので、十分に聞き取れているか怪しいという意味では、信ぴょう性は微妙でしょう。

「小耳に挟む」と「人づてに聞く」の用法や用例

「ちょっと小耳に挟んだんだけどな、この会社そのうちリストラを敢行するかもしれないんだってさ。

偉い人たちが話しているのをたまたま聞いてしまったんだよ。」

「この前人づてに聞いたんだけど、この会社そのうち合併されるかもしれないんだって。

この情報はあまり信ぴょう性が高いとは思えないけど、可能性はあるかもしれないな。」

小耳に挟むと人づてに聞くは信ぴょう性があまりない

小耳に挟むと人づてに聞くに関しては、意味は違っています。

前者はたまたま何らかの形で特定の話を聞いてしまったケース、後者は本人外の人間から話を聞いたケースになります。

だから、それぞれは意味の違いを認識しやすいと思われます。

でも、これらの言葉はともに信ぴょう性は微妙と言えるかもしれません。

そこは共通です。

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