「ロシア」と「ウクライナ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ロシアは「旧ソビエト連邦の主要国のこと」。

「露」と言い換えると分かりやすい。

ウクライナは「旧ソビエト連邦の一つでしたが現在は独立国のこと」。

「穀倉地帯」と言い換えると分かりやすい。

「ロシア」は世界最大の領土を有する大国であり、「ウクライナ」もソ連の一部でした。

どちらの国も元は「ルーシ」と言う国から派生しています。

「ロシア」は、元は小国

「ロシア」は「ルーシ」の後にできた「キエフ大公国」と言う大国の一部「モスクワ公国」と言う小国でした。

「キエフ大公国」の首都は今のウクライナの首都キエフでした。

次第に力をつけロマノフ王朝時代にはシベリアも領土に入れ大国となりました。

「ロシア」の国名はウクライナのキエフを中心とした国家「ルーシ」に由来します。

「ルーシ」が「ロシア」と変化したもので、因みに「ベラルーシ」は「白ロシア」と言う意味なのです。

「ウクライナ」は歴史のある独立国

「ウクライナ」は長い歴史を持ち、「ロシア」よりずっと先輩格の国になのです。

首都キエフは「ルーシ国」や「キエフ大公国」の時代から中心的な場所でした。

独立国でしたが、第二次大戦でソビエト連邦に併合されました。

ソ連崩壊後再び独立国となっているのです。

しかし、クリミア紛争を経験し、ロシアに付くのか西側につくのか触れ動いています。

「ウクライナ」が西側諸国に入るのを阻止する「ロシア」

「ウクライナ」は「ロシア」より旧い歴史を持つ国ですが、「ロシア」はソ連の一部であった「ウクライナ」を自国の支配下に置きたいと思っています。

NATOに加盟することが現実となりそうなため、2020 年2月に「ロシア」は「ウクライナ」に侵攻をしました。

「ウクライナ」の徹底抗戦と世界の反対、自国内の離反などで早期制圧は困難となっています。

「ロシア」と「ウクライナ」とは

「ロシア」は、かつてはキエフ大公国の中の小国「モスクワ公国」に過ぎませんでした。

「ウクライナ」はキエフを中心としたルーシやキエフ大公国を起源に持つ独立国でしたが、周辺国の介入を経て第二次大戦でソビエト連邦に併合されました。

戦後はベラルーシやバルト3国などとともに独立をしていますが、2020年2月現在「ロシア」に侵攻されています。

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