「蝸牛」と「蝸牛管」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

蝸牛は「カタツムリのこと」。

「デンデンムシ」と言い換えると分かりやすい。

蝸牛管は「耳の内耳にある渦巻状の器官のこと」。

「ラセン管」と言い換えると分かりやすい。

カタツムリの殻の様に渦を巻いている器官なので「蝸牛管」と言います。

内耳の器官で大変に重要な役割をしています。

「蝸牛」はカタツムリの別称になります。

渦を巻く殻と角を持つ牛に例えているのです。

「蝸牛」はカタツムリ

「蝸牛」はカタツムリのことですが、「カギュウ」と言う言葉がカタツムリを言うのです。

「蝸牛」は当て字の様なものです。

「カタ」は「笠」から派生した言葉、「ツムリ」は「ちいさなもの」の意味となります。

また、「出出虫」が変化して「デンデンムシ」となりました。

カタツムリは学名「マイマイ」と言います。

渦を巻いている様子を言ったものです。

「蝸牛管」は渦巻状

「蝸牛管」は耳からの音を鼓膜経由で捉え、リンパ液に満たされた「蝸牛管」の内部の有毛細胞で電気信号に変換し脳に伝えています。

音はそのようにして認識することが出来るのです。

平衡感覚を司る三半規管に続く器官になります。

まさにカタツムリの殻の様に渦を巻いているのです。

「蝸牛管」にある有毛細胞の衰えや欠損により難聴は起きると考えられています。

「蝸牛管」は「蝸牛」とも言う

「蝸牛管」は略して「蝸牛」とも呼びます。

「蝸牛」の中にある「蝸牛管」にはリンパ液が満たされています。

また内毛細胞と外毛細胞があり、夥しい数の細胞で音を聞き分けているのです。

それが老化現象や病気、外部の雑音などの外的要因で欠損することや痛むことにより、難聴が起きてきます。

一度欠損した毛細胞は元には戻らないと考えられています。

「蝸牛」と「蝸牛管」とは

「蝸牛」は「カタツムリ」または「蝸牛管」のことを言います。

共に渦を巻いた様子から名付けられたと思われます。

「カタツムリ」は軟体動物の仲間でナメクジと同じ陸貝の一種です。

「蝸牛管」も2.5回転の渦を持つ器官です。

外部の音を聞き電気信号に変換する重要なものです。

「蝸牛管」の内部はリンバ液と毛細胞に満たされています。

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