「素人」と「ど素人」の違い・意味と使い方・由来や例文

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素人は「特定の物事に関して経験が乏しい、専門的でない人のこと」。

経験がほぼない、専門ではない状況なので、知識や技量などが明らかに足りていないと言えます。

したがって、未熟や下手な面を露呈させやすいのです。

ど素人は「特定の物事に関して経験が乏しい、専門的でないことが明らかな人のこと」。

素人よりも未熟の程度がより顕著であり、誰がどう見ても力量などが足りていないと言えるシーンで使っていきます。

「素人」の意味

素人とは、特定の物事に関して経験が乏しい、専門的でない人のことです。

経験があまりなくて、それによって専門性が乏しいと言えるような人に対して使っていきます。

したがって、素人に当たる人は世の中に大勢いると言えます。

何らかの分野において素人と言える状況は、ほぼ全員にあるでしょう。

すべての分野において詳しい人はまずいませんから。

「ど素人」の意味

ど素人とは、特定の物事に関して経験が乏しい、専門的でないことが明らかな人のことです。

意味は素人とあまり変わりませんが、素人よりも経験の乏しさ、専門性の低さがより顕著であるため、かなり限られたシーンでのみ使っていく言葉です。

素人と比べて、ど素人の方が否定の程度がより強いため、そこまで頻繁に使用される言葉ではありません。

「素人」と「ど素人」の用法や用例

「素人には難しいかもしれないが、ちゃんと練習すればだれでも多少なりとも上達するだろう。

したがって、今の実力に関しては、そこまで気にしなくてもいいんじゃないかと思う。」

「この話にど素人は口を挟むんじゃない。

専門的な話であり、それなりの経験と知識が必要なんだから、お前のような人間が入ってくるような問題ではないんだ。」

素人とど素人は程度の問題

素人とど素人に関しては、どちらも特定の物事に関して経験が乏しい、専門的な知識などがないケースで使っていきます。

したがって、これらの言葉はそんなに意味の違いはありません。

でも、ど素人の方がより経験の乏しさ知識の少なさが顕著であり、より役に立たない存在という意味が強いので、そこで両者を区別することができます。

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