雫は「水などの液体がしたたり落ちる状況のこと」。
ただ、1度に大量の液体がしたたる状況では使わず、細かい粒のような状態のものがしたたり落ちる場面でよく使うと言えるでしょう。
滴は「水などの液体がしたたり落ちる状況のこと」。
したがって、雫と全く同じ意味の言葉です。
雫と読み方は全く同じですが、滴の漢字表現はかなりマイナーです。
「雫」の意味
雫とは、水などの液体がしたたり落ちる状況のことです。
水などの液体が少しずつ垂れていくような光景に対して使っていく言葉であり、どさっと一気に落ちるような、流れるような光景に対しては使いません。
したがって、実際に雫という言葉を使用するシーンはあまりないですが、この言葉を見聞きする機会はそれなりにあるのではないかと思われます。
「滴」の意味
滴とは、水などの液体がしたたり落ちる状況のことです。
意味は雫と全く同じであり、意味においては区別できません。
でも、表記としては雫の方が有名なので、そういった部分から滴という漢字表記を見ることはほとんどないでしょう。
意味は同じでも、そういった点で大きな違いがある状況と言えます。
だから、区別自体は可能であるはずです。
「雫」と「滴」の用法や用例
「雨の雫が路面に残っている。
ということは、昨日の夜に雨が降ったということか。
そんな感じはしなかったけど、俺が知らないところで、雨粒が雫となって落ちていたんだな。」
「蛇口を閉めても滴がしたたり落ちるのがやまない。
こうやって落ちている水滴を集めていくと、トータルでは結構な水の量になるんだろうな。
非常にもったいない。」
雫と滴は意味は全く同じ
雫と滴に関しては意味は全く同じです。
意味において区別することはできません。
でも、雫という表現の方が一般的にはメジャーであり、滴という漢字表記を見かけることはほぼないと言えるでしょう。
だから、そういう部分で違いを見出すことは一応可能と言えるので、そこに関して特に覚えておくといいのではないかと思われます。