小走りは「小股で急ぎ気味に走ること」。
基本的にはちょっと急いでいると感じているときに使う言葉です。
ただ、全力を出して走るほどではないときに使うことが多いです。
駆け足は「やや速いスピードで走ること」。
全速力を出しているわけではないものの、それなりのスピードで走る状況を指しています。
歩きとは明らかに違う光景に対して使われることになるでしょう。
「小走り」と「駆け足」の違い
小走りとは、小股で急ぎ気味に走ることです。
小股ではありますが、やや急いでいる雰囲気で走る状況を指しています。
全速力で走っているわけではないものの、明らかに急いでいる状況は周囲に伝わると言えるでしょう。
小走りという状況はたまに見られますし、こういった表現自体もそこそこ使われるものなので、頭に入れておいた方がいいと言えると思われます。
「駆け足」の意味
駆け足とは、やや速いスピードで走ることです。
全速力は出していないが、明らかに走っているのが分かるような状況で使います。
短距離を走るときのスピードではなく、長距離を走るときのスピードをイメージすると分かりやすいかもしれないです。
ただ、駆け足と小走りに関しては見た目の違いを認識しづらい状況かもしれません。
「小走り」と「駆け足」の用法や用例
「今日は見たいテレビがあるから、さっさと家に帰ろう。
ちょっと小走りで帰宅しないと間に合わないかもしれないな。
やや疲れてしまうけど、仕方ないと言えるだろう。」
「あの人は学校が終わると駆け足で家に帰って行ったな。
何か用事があったのだろうか。
いつもは俺たちと一緒に帰っていくのだが、珍しいこともあるものだね。」
小走りと駆け足は見た目はほぼ同じ
小走りと駆け足はどちらもそれなりのスピードで走っている状況を表す言葉です。
急いでいるときにこういった走り方になることが多いですけど、全力を出しているわけではない点がポイントと言えます。
両者は同じような見た目に見える可能性が高く、厳密に区別することは困難であると評価できるので、そこは覚えておくといいでしょう。