「お忍び」と「極秘」の違い・意味と使い方・由来や例文

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お忍びは「社会的地位が高い人や知名度が高い人が、人目につかないようにこっそり出歩くこと」。

マスコミなどに追い掛け回される可能性が考えられる人たちの場合、隠れてどこかに出かけることがありますが、その状況をお忍びと表現するのです。

極秘は「絶対に外部にばれてはいけない状況であること」。

他人に気付かれてはいけない、こっそりと行わないといけない場面で使う言葉であり、お忍びとやや似た意味を持っています。

「お忍び」の意味

お忍びとは、社会的地位が高い人や知名度が高い人が、人目につかないようにこっそり出歩くことです。

マスコミの格好のネタにされやすい人に関しては、堂々とどこかに出かけることがしづらい状況です。

そのため、人目を忍んでどこかに外出することになります。

そういったときにはお忍びといった表現がよく使われることになるのです。

でも、お忍びと言われている時点で、隠れて外出していることはバレているわけですが。

「極秘」の意味

極秘とは、絶対に外部にばれてはいけない状況であることです。

特定の人たちだけで共有する秘密といった意味の言葉であり、関係者以外に知られてはまずいと言えるケースで使っていきます。

極秘に当たるものは世の中においてはかなり多くあり、特に会社の業務にかかわることは定番でしょう。

どの会社も少なからず極秘情報を持っているはずです。

「お忍び」と「極秘」の用法や用例

「首相はどうやらお忍びで旅行に行ったみたいだが、完全にマスコミにばれてたね。

お忍びで旅行に行ったことが報道されて、国民の多くがその事実を知ることになったんだ。」

「今回の製品は発表まで絶対に他社に知らてはいけない。

したがって、限られた人たちにしか知らせていないが、みんなも極秘である点は覚えておいてほしい。」

お忍びと極秘はともに他人にバレてはいけないときに使う

お忍びと極秘に関しては、ともに他人に対して内緒にしたい行為をするときに使用していきます。

一部の人たちだけしか知らない状態にしたいと思ったときにこそ、こういった言葉が使われるのです。

でも、お忍びは有名人などの限られた人たちに対して周りが使っていきます。

でも、極秘は誰でも使用できますし、当事者が使っていくのです。

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