「地道」と「手堅く」の違い・意味と使い方・由来や例文

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地道は「少しずつ確実に物事を進めていくこと」。

少しずつしか進まないので、効率的には悪いと言える可能性はありますが、リスクが小さい部分がメリットとして存在するようなときに使います。

手堅くは「注意深いために危険な選択をしないこと」。

つまり、リスクのあるようなやり方はとらない、一気に物事を進めようとせずに、少しずつ確実に行っている状況なので、地道と同じような意味になります。

「地道」の意味

地道とは、少しずつ確実に物事を進めていくことです。

物事を進めていくときに、一気に進むようなやり方は選ばないという意味です。

物事を一気に進めようとする方法は失敗をするリスクが高まってしまうため、そういった方法は選ばず、進むのが遅くても失敗しづらい、確実に前進していると言えるようなやり方をとっていくときに使われます。

「手堅く」の意味

手堅くとは、注意深いために危険な選択をしないことです。

注意深いために、失敗をできるだけ避けようとした結果、特定の方法をとるようなシーンで使われます。

この手堅くも結局はリスクの大きいやり方は選ばないという意味になるので、少しずつ確実に前に進んでいくような状況を選択すると言え、地道と同じような意味と評価できます。

「地道」と「手堅く」の用法や用例

「作品を作るときにはコツコツと地道に作業をしていくのがいい。

一気に進むようなやり方をとろうとすると、思わぬところで失敗する確率が高まってしまうからね。」

「ここは手堅くバントをするのがいいだろう。

普通に打たせていくと、チャンスが広がる可能性はあるものの、運悪くダブルプレーになってしまう恐れもあるから。」

地道と手堅くはそこまで差を感じづらい意味の言葉

地道と手堅くは物事を一気に進めようとせずに、少しずつ前進させようとするという意味の言葉です。

要するに失敗を避けるためにそういった行動をとるのですが、両者ともにそういう意味を持っているので、基本的には区別をすることは難しいです。

それぞれは同じようなシーンで使っていくことが可能なので、そこは知っておきましょう。

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