「歯切れが悪い」と「踏ん切りがつかない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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歯切れが悪いは「きっぱりと言い切ることがなく、じれったい雰囲気を感じる状況のこと」。

物事をはっきりと言わない、中途半端な感じを連想させる態度をとっているシーンで使う言葉です。

踏ん切りがつかないは「ある問題に対して決断することができないこと、躊躇してしまう状況のこと」。

優柔不断であるという言い方もできますが、意味は歯切れが悪いに似ています。

「歯切れが悪い」の意味

歯切れが悪いとは、きっぱりと言い切ることがなく、じれったい雰囲気を感じる状況のことです。

きっぱりと言い切らないということで、言葉を濁すような、あえて微妙な表現を使うようなシーンで使用する言葉です。

周囲からすれば、イライラする感覚を覚える可能性があるでしょう。

こういった光景に関しては、日常生活の中で普通に存在していると思われます。

「踏ん切りがつかない」の意味

踏ん切りがつかないとは、ある問題に対して決断することができないこと、躊躇してしまう状況のことです。

何らかの決断をしないといけない問題に遭遇したときに、なかなかどういった行動をとるべきかの決断ができない、迷ってしまうようなシーンで使います。

きっぱりと言い切ることができないという点において、歯切れが悪いに似ています。

「歯切れが悪い」と「踏ん切りがつかない」の用法や用例

「言葉を濁すような言い方をされると、非常に歯入れが悪いなと感じる。

できればもっとはっきりと言ってほしいものだ。

言いにくいことであるのは重々承知しているけど。」

「この品は前からずっと欲しかったのだが、気が付いたら値段が非常に上がっている。

品薄だから仕方ないと言えるものの、購入すべきか踏ん切りがつかないんだよな。」

歯切れが悪いと踏ん切りがつかないは微妙な態度が特徴

歯切れが悪いと踏ん切りがつかないに関しては、意味は全く同じではありません。

しかし、両者ともに微妙な態度を見せるようなシーンで使っていきます。

言動がはっきりしていない、躊躇しているような印象を受ける点が特徴ですから、イメージとしては似たような光景に見える可能性があります。

どちらもたまに使う言葉なので、頭に入れておきましょう。

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