「潰し」と「応用」の違い・意味と使い方・由来や例文

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潰しは「いろいろな仕事をこなせること。」

「多機能性」と言い換えると分かりやすい。

応用は「あることが他のことにも使えること」。

「転用」と言い換えると分かりやすい。

「潰し」は「潰しが利く」と使い「金属は溶かせば別の製品になること」から来た言葉になります。

「応用」も「応用が利く」と使うことがあり、「潰しが利く」と同じ意味になります。

「潰し」は金属を潰すこと

「潰し」は金属を溶かしてドロドロにすることで、別の形の製品に出来ることから、仕事を辞めても別の仕事をこなせる能力があることを言います。

例えば営業をしている人が別の業種の営業も少しの努力でこなせるようになることです。

大学も経済や法律を学べば就職の範囲は広くなります。

逆に専門性の高い仕事についていると他の仕事が難しくなるということです。

「応用」は他のものにも適用されること

「応用」はあるものが他のものにも使えるということです。

例えば一つの革新的技術が開発されればその応用範囲は広いものが予想されるということです。

「応用が利く」とは一つの原理が多くのことに適用される可能性が高いことです。

人間で言えば、ある知識を習得した人はそれに関する仕事は出来るということです。

国家資格などは良い例です。

「潰し」が利くと「応用」が利くは同じこと

「潰しの利く人」は「応用が利く人」なのです。

自分でなんでもできる人はどのような仕事もこなせるのかも知れません。

その人の応用範囲が広いのです。

「潰しが利かない」「潰しが利く」と人に対して使います。

工場でも一つの機械しか動かせないことを避けるために「多能工」の制度があり、急な穴が開いても仕事が継続できるようにしています。

「潰し」と「応用」とは

「潰し」は金属を潰すことです。

潰すことで他の製品に使える訳ですから、「潰しが利く」は他の仕事にも就けるという意味になります。

「応用」はある原理的なことがいろいろなことに適用されることを言います。

人の場合でも、持っているスキルにより出来る仕事が複数あるということです。

多能工と言う制度は、複数のスキルを身に付けさす制度ですから「応用」「潰し」の利く人を育てることです。

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