「足元を見る」と「足元に付け入る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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足元を見るは「人の弱みに付け入って有利な条件をすること。」

「弱み」と言い換えると分かりやすい。

足元に付け入るは「弱みのある人に不利なことを押し付けること」。

「不利」と言い換えると分かりやすい。

「足元を見る・足元に付け入る」は「人の弱みを見る」ことです。

足元とは「旅人の足元」のことです。

昔の旅篭や駕籠かき、馬方などの人は旅人の疲れ具合を足元の状態で判断していたということで、疲れているのなら法外の値段でも受けてくれるのではと判断したということです。

「足元を見る」は弱みを利用すること

「足元を見る」は人の弱みに付け入り、無理なことを押し付けてくることです。

人に依頼することがあれば、相手は理由を知りたがります。

理由が依頼者の弱みに起因していることが分ると、できるだけ有利な条件を言うのです。

例えば、知り合いに就職を依頼すると相場以下の賃金を提示されるようなものです。

こちらの内情を知っているだけにそのようなことをするのです。

「足元に付け入る」は弱みに付け入ること

「足元に付け入る」は「足元を見る」と同じなのですが、こちらの不利な立場や事情を知っているので、無理なことを押し付けてくるということです。

例えば、知り合いに就職をお願いに行く場合は相手にまず「さぞ困っているのだろう」と「足元を見られ」、「それならこの程度で十分だ」と「足元に付け入られ」相場以下の賃金の提示をさせられるのです。

「足元を見る」も「足元に付け入る」も語源は同じ

「足元を見る」も「足元に付け入る」も昔の旅人が疲れた「足元」の状態を判断されて、法外な料金を請求されたことに由来します。

現代でも交渉事ではなるべく相手に弱みを見せないことが常識になっています。

何等かの弱みがあると、交渉が不利になるのです。

もし弱みがあれば「足元を見られる」ために「足元に付け入られる」と言うことです。

「足元を見る」と「足元に付け入る」とは

「足元を見る」」も「足元に付け入る」も同じことです。

無理を承知で頼む側と仕方なく頼みを受諾する側とでは、立場は天と地ほどの差があります。

ですから、仕方なく受諾する側はどうしても相手の「足元を見る」ことや「足元に付け入る」ことをするのです。

それでも無理を承知で頼む側は不利な条件を呑まざるを得ないのです。

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