振り向くは「自分の後ろの方を見ること」。
自分にとって前方ではなく、後方を見るようなシーンで、振り向くという言葉を使っていくことが多いです。
振り返るは「自分の後ろの方を見ること、過去の何らかの出来事などを思い出して評価すること」。
前者は振り向くと全く同じ意味であると言えますけど、後者に関しては振り返るならではの意味であると評価できるはずです。
「振り向く」の意味
振り向くとは、自分の後ろの方を見ることです。
前を見ていた状態で、後ろの方を向いたときに振り向くという言葉を使います。
振り向くという動作は日常生活の中で何気なくやっているものですし、かなり馴染みを感じやすいと言えるはずです。
特に自分の後ろで何か音がしたとき、驚いたときなどのシーンでやっていることが多いでしょう。
「振り返る」の意味
振り返るとは、自分の後ろの方を見ること、過去の何らかの出来事などを思い出して評価することです。
前者の意味は振り向くと全く同じですが、後者については、振り向くには存在しない意味と言えるでしょう。
そして、振り返るは後者の意味でも割と使う言葉になりますから、こっちの意味に関してもしっかりと覚えておく必要があります。
「振り向く」と「振り返る」の用法や用例
「誰かにつけられているような気がして、ふと後ろを振り向いたんだが、誰もいなかったんだ。
単なる気のせいだったのかな。
ストーカーとかだったら嫌だな。」
「去年の自分を振り返ると、いろいろ人たちと出会うことができた。
それによってビジネスでもつながりが生まれて、自分の事業が非常にスムーズに進む状況となったんだ。」
振り向くと振り返るは全く同じ意味を持っている
振り向くと振り返るはともに後ろを見るといった意味で使うことができる言葉であり、この点において同じ意味を持っていると評価できるのです。
でも、振り返るに関しては自分の過去を思い出すとか、評価するなどの意味もあります。
そういった部分は両者の明らかな違いとなるため、しっかりと頭に入れておく必要があると言えます。