「音頭取り」と「先導者」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

音頭取りは「盆踊りの音頭を取る人のこと、先導する人のこと。」

「先導者」と言い換えると分かりやすい。

先導者は「人の先頭に立って物事を推し進める人のこと」。

「推進者」と言い換えると分かりやすい。

「音頭取り」の語源は雅楽の首席者のことでした。

その人を「音頭取り」と呼んで、転じて銀行の最高責任者を言う様になったものです。

「音頭取り」つまり「頭取」は銀行に限らず人の先頭に立って取り仕切る立場にある人、つまり「先導者」のことを言っていました。

「音頭取り」は「頭取・先導者」のこと

「音頭取り」は人の先頭に立って物事を推し進める立場の人のことで、「頭取」と同じ語源になります。

「頭取」は「音頭取り」の略なのです。

何かの催し事などで先頭にいて仕切っている人も「音頭を取る人」、「音頭取り」と言うのです。

何かを率先して音頭を取り推進する人も「音頭取り」なのです。

世の中の指導者は「音頭取り」と言っても良いかも知れません。

「先導者」は推進者

「先導者」は物事を推し進める人です。

人の先だって人々を導く役割をする人ですから、「音頭取り」とも言えます。

例えば、宗教の創始者、普及者、牧師、神父などの人も「先導者」なのです。

また、事業の創業者や社長なども「先導者」ですし、指導的立場の人や先生と呼ばれる人はすべからく「音頭取り」で「先導者」になるのです。

「音頭取り」は「先導者」と同じ

「音頭取り」をしている人は人々の「先導者」でもあるのです。

盆踊りで櫓に上り、踊りの振り付けを周りの人にお手本として見て貰う人は、まさに「音頭取り」です。

人の先頭に立っている訳で、「先導者」としての役割をしているのです。

「今度の企画の音頭取りをお願いできませんか」「全国のゆるキャラは自治体の音頭取り役だ」などと使います。

「音頭取り」と「先導者」とは

「音頭取り」は語源が雅楽の首席で中心に座る人のことでした。

詰まって「頭取」となり、銀行の社長を意味するようになりましたが、指導的立場にいる人は「音頭取り・頭取」と言っても良いのです。

「音頭取り」は少し浮ついたイメージがありますが、「頭取」は落ち着いたイメージです。

「先導者」も指導的に人を言います。

「音頭取り」と同義に使える言葉です。

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