「身内」と「肉親」の違い・意味と使い方・由来や例文

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身内は「家族や家族同然の人たちのこと」。

自分の親や兄弟などを含めた家族に加えて、血のつながりはないものの、日頃から家族同然の存在と言える人達に対して使う言葉です。

肉親は「血のつながりがある親しい人たちのこと」。

血のつながりがあることが重要で、さらに特に自分たちと親しい人たちのみを指す言葉として使われることが多いと言えるでしょう。

「身内」の意味

身内とは、家族や家族同然の人たちのことです。

家族と家族以外で親しい付き合いをしている人たちを指す言葉です。

したがって、割と広い範囲を指すこともある言葉と評価できます。

身内という言葉は何気なく使用されることが多いだけに、いろいろな機会で使っている可能性があります。

それだけ定義がアバウトという言い方もできますが。

「肉親」の意味

肉親とは、血のつながりがある親しい人たちのことです。

親しいという点は身内と似ていますけど、血のつながりがあるという点が重要です。

したがって、逆にいえば血のつながりがあっても、親しい状況でなければ肉親ではないということです。

親族の中でも、普段から付き合いがないような人たちは除外されるという言い方ができます。

「身内」と「肉親」の用法や用例

「今日は家でクリスマスパーティーをやる予定なんだが、身内の人はだいたい呼んでいるつもりだ。

したがって、かなりの大人数になってしまったが、賑やかな方がいいからね。」

「肉親を失うというのは非常に悲しいものだね。

こういう経験はいずれは誰もがするとは言え、実際にその経験をすると何とも言えない気分になってしまうよ。」

身内の方が肉親よりも範囲は広い

身内と肉親はどちらも自身にとって親しい人という意味がある言葉です。

しかし、身内の方がその範囲は広いと言えるでしょう。

肉親は血のつながりがある人たちの中で特に親しい人だけを指しますが、身内は親しければ誰でもいいような状況であるために、かなりの人数を含む可能性があります。

そういった点は覚えておきましょう。

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