「腹心」と「右腕」の違い・意味と使い方・由来や例文

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腹心は「どんな秘密でも打ち明けることができる人のこと」。

つまり、自身にとって非常に信頼できる、家族同然の人間という言い方になります。

長年の付き合いがあるとか、そういう人に対して使用することが多いです。

右腕は「最も信頼を寄せることができる部下のこと」。

部下の中でも特別信用できる存在のことを右腕と表現していきます。

こちらも長年の付き合いがあるなどの存在に対して使用します。

「腹心」の意味

腹心とは、どんな秘密でも打ち明けることができる人のことです。

秘密を打ち明けられるという状況なので、基本的にはかなり信頼できるタイプの人間と言えるでしょう。

かなり長い付き合いがあるとか、そういう人間が該当することが多く、腹心と言える人間は数少ないと言えるので、かなり貴重な存在と評価できる可能性が高いです。

「右腕」の意味

右腕とは、最も信頼を寄せることができる部下のことです。

信頼を寄せることができる人間であるため、秘密も打ち明けやすいでしょうし、腹心と意味は似ています。

しかし、右腕は基本的に自分の部下に対して使う言葉であるため、そこはポイントです。

自分の部下でないといけないので、該当する人間はかなり少ないと言えるでしょう。

「腹心」と「右腕」の用法や用例

「こいつは俺の腹心で、基本的に俺はこいつに対してどんなことでも話している。

だから、隠し事は一切しないって決めているんだ。

それくらいに信頼できる存在と言えるだろう。」

「右腕となる人物が非常に優秀だと、仕事は捗るな。

自分にとって理想的な状況を実現してくれるように、常に働いてくれるから。

本当に信頼できる存在だね。」

腹心と右腕は意味は似ている

腹心と右腕は特定の人物にとって信頼ができる存在という意味で使われやすく、その点においては意味は似ています。

しかし、腹心はそれ以外で細かい条件はあまりないものの、右腕は自分の部下に対してのみ使用していくので、そこは一応の違いになります。

腹心と右腕はそういう部分で区別ができますが、ともにそこまで頻繁に使う言葉とは言えないでしょう。

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