「戦々恐々」と「戦戦慄慄」の違い・意味と使い方・由来や例文

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戦々恐々は「特定の物事に対して大きな恐怖心を感じていること、びくびくしている状態のこと」。

恐怖を感じるような出来事に遭遇したときに使っていきます。

日常生活の中で使用することはあまり多くありませんが、それなりに有名な言葉です。

戦戦慄慄は「恐怖によって震える状況にあること、びくびくしてしまうこと」。

恐怖を感じているという状況になりますから、戦々恐々とかなり近い意味の言葉と言えます。

「戦々恐々」の意味

戦々恐々とは、特定の物事に対して大きな恐怖心を感じていること、びくびくしている状態のことです。

恐怖を抱いていて、びくびくしているという状態を表しているのですが、そのような状況は多くの人たちが経験していると思われます。

しかし、そのような状況にあっても、戦々恐々という表現を使う機会はあまり多くないと思われますが。

ただ、言葉としてはそれなりに有名なので、理解しておいた方がいいと言えます。

「戦戦慄慄」の意味

戦戦慄慄とは、恐怖によって震える状況にあること、びくびくしてしまうことです。

恐怖によってびくびくしているわけですから、戦々恐々とあまり意味は変わりません。

震えるという部分もびくびくするとほとんど同じでしょうし。

この戦戦慄慄に関しても頻繁に使用する表現とは言えません。

ただ、言葉としてはそこそこの知名度があるため、念のために知っておいた方がいいと評価できるでしょう。

「戦々恐々」と「戦戦慄慄」の用法や用例

「今から大切な面接試験があるんだが、戦々恐々といった感じだ。

どんなことを聞かれるのか、上手く答えることができるのかなど、不安な気持ちでいっぱいだよ。」

「恐竜が出てくる映画を映画館で見ると、迫力もすごいけど、目の前に恐竜がいるような気分で戦戦慄慄だな。

今にも自分に向かって襲い掛かってくるんじゃないかって思うんだよね。」

戦々恐々と戦戦慄慄

戦々恐々と戦戦慄慄に関してはどちらも恐怖を感じている、びくびくしているという意味で使うことができます。

したがって、それぞれは同じ意味の言葉であると評価できるでしょう。

戦々恐々と戦戦慄慄はそれなりに有名な言葉かもしれませんが、日常生活で使う機会はあまり多くありません。

そこに関しても頭に入れておくと良いです。

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