「そっぽを向く」と「にべもない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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そっぽを向くは「まともに取り合おうとしない態度のこと」。

何らかの原因により、特定の人物と協力しようとしない、話を聞いてくれないなどの状況が見られた際に使っていきます。

にべもないは「そっけないこと、愛想が全く感じられないこと」。

何かしらの原因により、特定の人たちに対して雑な対応をするようなシーンで使っていきます。

状況としてはそっぽを向くにやや近いと言え、相手に対して悪い感情を抱いているようなケースで使うことが多いです。

「そっぽを向く」の意味

そっぽを向くとは、まともに取り合おうとしない態度のことです。

特定の人物に対して、拒否の姿勢を示すような状況があったときに使います。

実際にそっぽを向かれると、その相手とコミュニケーションをとるのが困難な状況となるので、それによって何らかの問題が生じる可能性もあります。

つまり、人によっては困る状況とも評価できるのです。

「にべもない」の意味

にべもないとは、そっけないこと、愛想が全く感じられないことです。

そっけないという意味があるので、ここに関してはそっぽを向くとかなり近い状況と言えるはずです。

基本的にはそっぽを向くと同じような場面で使用できる言葉ですから、そこに関して知っておく必要があります。

つまり、区別をすることが非常に困難と評価できるのです。

「そっぽを向く」と「にべもない」の用法や用例

「あいつはさっきから俺に対してそっぽを向いてばかりだ。

叱責をしたんだが、さすがに厳しく言い過ぎたかな。

それで機嫌を悪くして、あんな態度をとっているのかもしれない。」

「あの店員は非常ににべもない態度をとるな。

愛想が全くないし、客のことを適当に扱っている感じがする。

次もまた来たいとは全く思えないんだけど。」

そっぽを向くとにべもないはほぼ同じ意味

そっぽを向くとにべもないは基本的には意味は変わりません。

どちらもそっけない態度をとる、愛想がないなどの意味で使われるので、状況としてはそこまで変わりません。

したがって、区別をすることがかなり難しい言葉と評価できるでしょう。

また、何かしらの理由でそういう態度をとることが多いため、常にそうであるとは言い切れません。

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