「齷齪」と「黙々」の違い・意味と使い方・由来や例文

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齷齪は「細かいことにこだわって他の部分が頭に入ってこないこと、休みを惜しむことなく作業を行う状況のこと」。

どちらの意味でも使いますから、両方の意味について覚えておいた方がいいと言えるでしょう。

黙々は「特に喋ることなく、黙ったまま作業を行っている状況のこと」。

かなり集中しているという状況であり、他の物事が頭に入ってこない状況とも言えるので、齷齪と意味はかなり似ています。

「齷齪」の意味

齷齪とは、細かいことにこだわって他の部分が頭に入ってこないこと、休みを惜しむことなく作業を行う状況のことです。

要するに周りが見えないとか、特定の物事に集中しているという意味の言葉になります。

齷齪という言葉に関しては、いい意味でも悪い意味でも捉えられるので、人によってはどのような評価をするかは変わると言えるでしょう。

「黙々」の意味

黙々とは、特に喋ることなく、黙ったまま作業を行っている状況のことです。

他のことには目も触れず、特定の作業に没頭しているような状況で使用していきます。

したがって、状況としては齷齪にかなり似ていると評価できるでしょう。

黙々という表現はかなりメジャーと言えるため、多くが1度は聞いたことがあると言えるはずです。

「齷齪」と「黙々」の用法や用例

「あの人はよくあそこまで齷齪働くことができるよな。

この会社は給料も安いし、従業員をこき使うし、モチベーションがわく理由がないと思うんだけど、あの人はいつも真面目に働いているよな。」

「今日は宿題が大量に出たから、夕食まで黙々とやり続けよう。

そうしないと明日までに終わらないんじゃないかな。

遊んでいる暇がないのが困るよ。」

齷齪と黙々は同じ意味で使用できる

齷齪と黙々については、どちらも周りのことが頭に入ってこないで、特定のことに没頭し続けるという意味があります。

だから、両者は同じような意味と言えますし、同じような場面で使用できると言えるのです。

ただ、どちらかと言えば黙々の方が有名であると言えるので、黙々の方を使っていく人が実際多いのではないか?と思われます。

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