一年は「普通、元日から大みそかまでの365日間のこと」。
「365日間」と言い換えると分かりやすい。
一光年は「光が一年間に進む距離のこと」。
「距離」と言い換えると分かりやすい。
「一年」は人間社会が用いる暦の時間のことになります。
一光年は光の速度と距離のことですから、人間社会とはかけ離れた宇宙空間の距離を表すスケールのことです。
「一年」は365日のこと
「一年」は暦で12か月、365日のことです。
一年間はいつから数えても良いのですが、「一年」と言う場合は、普通、1月1日の元日から12月31日の大みそかまでのことを言います。
時間に換算すると8,760時間になり、分では525,600分となり、秒では31,536,000秒となります。
人生100年として、これらの100倍の時間になるのです。
100年は36,500日、876,000時間ですから、長いようで短いものです。
「一光年」は距離のこと
「一光年」とは宇宙での距離を表すスケールのことです。
宇宙空間は人間の常識をはるかに超えた世界ですから、kmなどでは到底図ることは出来ません。
光速の進む距離は1秒間に約30万kmとされていますから、光が一年間に進む距離は莫大なものになります。
1年間は31,536,000秒ですから、一光年はごくアバウトに計算すると10兆kmとなります。
「一年」は社会時間、「一光年」は宇宙距離のこと
「一年」は人間社会の物差しになり、「一光年」は宇宙の物差しになります。
「一年」は感覚的に理解できますが、「一光年」は理解が困難になります。
例えば我々のいる銀河星雲は直径が、10万光年と言われていますし、となりのアンドロメダ星雲の大きさは20~25万光年と言われています。
アンドロメダ星雲までの距離は250万光年です。
宇宙にはこのような星雲が無数に存在していることを考えると、人間の理解を超えるものになります。
「一年」と「一光年」とは
「一年」は人間社会で使われる暦でいうと12か月・365日のことです。
更に、時間・分・秒の単位で使います。
「一光年」は光の速度で一年間に進む距離のことを言います。
一光年はアバウトで10兆kmとなるのです。
宇宙の果ては138億光年といわれています。
これは宇宙誕生からの時間が138億年であることと関係しています。
つまり、宇宙の果ては見えるところまでと言う事になります。