「真っ先」と「初っ端」の違い・意味と使い方・由来や例文

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真っ先は「他のものよりも優先して、1番最初にという状況のこと」。

複数あるものの中から1番最初に選ぶような状況において使います。

他のものよりも優先順位が高いケースで使用する言葉です。

初っ端は「物事における最初のこと」。

何らかの物事における最初を意味しており、その部分に対して使います。

幅広くいろいろな場面で使えるので、かなり万能な言葉でしょう。

「真っ先」の意味

真っ先とは、他のものよりも優先して、1番最初にという状況のことです。

いくつかの選択肢がある中で、1番に選ぶものに対して使っていきます。

それを選ぶ理由が存在するからこそ、最初に選ぶわけで、優先順位が非常に高いという評価が可能なのです。

真っ先にという言葉はなんとなく使っている人が多くいるので、無意識のうちに口から出ている人は割といるでしょう。

「初っ端」の意味

初っ端とは、物事における最初のことです。

何らかの物事における最初の部分だけを指しており、それ以外の部分は特に関係ないケースで使っていきます。

初っ端をあえて使うときというのは、物事における最初の部分に何らかの目立つ点があるようなケースが多く、印象に確実に残りやすい場面において使うことが多いと言えるでしょう。

「真っ先」と「初っ端」の用法や用例

「俺は基本的に好きなものから食べていく。

だから、複数の料理があったときには、その中から真っ先に大好物を先に食べてしまって、残りを食べていくという形になるんだ。」

「このドラマは初っ端からすごい展開だな。

まさかこんなストーリーになっているとは思わなかったよ。

そういう意味では、これからの展開が非常に楽しみだな。」

真っ先と初っ端は意味が多少違う

真っ先と初っ端はなんとなく同じような意味の言葉に思えるかもしれませんが、意味は異なっています。

真っ先はいくつかの選択肢の中から最初に選ぶという意味ですけど、初っ端は物事における最初の部分を指しているので、微妙に意味の違いがある状況なので、そこをきちんと理解して、そのうえで使い分けていくようにしましょう。

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