「だまし」と「もどき」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

だましは「非常に似通っている様子のこと」。

「そっくり」と言い換えると分かりやすい。

もどきは「本物に近い形をしていること」。

「似たもの」と言い換えると分かりやすい。

「だまし」も「もどき」も似ていることが共通します。

「もどき」は「梅もどき」など植物や動物に良く付けられています。

「だまし」は「テントウムシだまし」など動物に良く付けられています。

「だまし」は見る人を騙すほど似ていること。

「だまし」は見る人が本物と勘違いするほど姿が似ていることから、本物の名前に付けられて使われます。

「テントウムシだまし」「ナナフシだまし」「ヒルギだまし」「ゴミムシだまし」などがあります。

ただし、「ナナフシだまし」は「ナナフシ」の仲間です。

「騙し」は人を欺くことでもあり、「子供だまし」「だまし絵」などの言葉があります。

「もどき」は「擬き」と書く

「もどき」は似ていることです。

「もどき」のつくものは多くあり、特に「ウメもどき」が一番多いのです。

「シロウメもどき」「イヌウメもどき」「フウリンウメもどき」などがあります。

また、精進料理を「もどき料理」と言う事があります。

肉と魚は使えないことからそれに見立てた「もどき」が造られたのです。

豆腐から作る「がんもどき」は肉の代わりのものでした。

動物や植物の「だまし」や「もどき」と言う偽物の名

「だまし」や「もどき」は動物や植物に本物に似ているが同じ別の仲間か違う種と言うものに付けられます。

本物の仲間にも付けられ、見た目に酷似していれば良いのです。

別に「にせ」や「まがい」と言う言葉もあり、すべて「似て非なるもの」になります。

「もどき」が多く次いで「だまし」、少数の「にせ」「まがい」となります。

感じでは「騙し・擬き・偽・紛い」と書き、どれも偽物と言う事や紛らわしいという意味になります。

「だまし」と「もどき」とは

「だまし」は「騙し」と書き人を欺くことです。

昆虫など見た目では本物と見間違う虫は「~だまし」と名前が付いています。

「テントウムシだまし」「ゴミムシだまし」など。

「テントウムシだまし」はテントウムシの仲間ですが、草食なのです。

本物でも「ナナフシだまし」がいます。

「もどき」は「擬き」と書き本物に酷似していることです。

「ウメもどき」「がんもどき」などがあります。

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