「ごみ」と「屑・くず」と「塵・ちり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「ごみ」は、物の役に立たず汚い物です。

英語では「refuse」「garbage」「trash」「dust」で表されます。

「廃棄物一般」という意味の場合「refuse」です。

「台所のごみ」という意味の場合、「garbage」です。

「一般的なごみ」という意味の場合、米国では「trash」英国では「rubbish」を使います。

「塵・ちり」という意味の場合「dust」です。

「屑・くず」は、切れたり砕けたりして何の役にも立たないものです。

英語では「waste」「refuse」「trash」「rubbish」「junk」「scraps of food」「rages」「crumbs」「litter」で表されます。

「廃物」という意味の場合「waste」「refuse」米国では「trash」で表されます。

「がらくた」という意味の場合「rubbish」口語では「junk」です。

「食物のくず」という意味の場合「scraps of food」、「パンくず」は「crumbs」で表されます。

「散らばったくず」は「litter」「ぼろ布」は「rages」です。

「塵・ちり」は、細かいごみのことです。

英語では「dust」で表されます。

「テーブルの塵を払う」は「dust a table」です。

「浮世の塵にまみれる」は「be strained with the impurities of the world」です。

「ごみ」の意味

「ごみ」は、以下のような意味です。

①濁水にとけまじっている泥です。

平家物語(9)に「うしろは水田のごみ深かりける畔(くろ)の上に」とあります。

②物の役に立たず汚い物です。

「ちり」「あくた」「ほこり」です。

また「つまらない物」です。

不要になって捨てられたものです。

以下のように使います。

道のごみを拾う ごみはくずかごへ
人をごみ扱いするな 粗大ごみ
ごみの山 ごみが目に入る ごみ一つない部屋

「屑・くず」の意味

「屑・くず」は、以下のような意味です。

①切れたり砕けたりして廃物になったものです。

何の役にも立たないものです。

②良い部分を選び取って残ったつまらないものです。

以下のように使います。

木くずを燃やす 野菜のくずを捨てる
紙くず 人間のくず 糸くず

<関連語>
「塵芥・ちりあくた」は、「ちり」と「あくた」です。

取るに足らないつまらない物の例えとしても用います。

「ちり芥のように扱われた」のように使います。

「塵芥・じんかい」は、「ちり」と「あくた」です。

やや硬い文章語です。

「塵芥焼却場」のように使います。

「滓・かす」は、良い所を取り去って、後に残ったものを指します。

「歯に食べ物の滓(かす)がつく」のように使います。

「塵・ちり」の意味

「塵・ちり」は、以下のような意味です。

①土砂や粉末が飛び散ったものです。

「ほこり」のことです。

万葉集(15)に「塵泥(ひじ)の数にもあらぬわれ故に」とあります。

万葉集(10)に「この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ船の櫂の塵かも」とあります。

②「ごみ」「あくた」のことです。

枕草子(151)に「二つ三つばかりなるちごの・・・いと小さき塵のありけるを目ざとに見つけて」とあります。

③ほんのわずかな穢れのことです。

「欠点」のことです。

源氏物語(常夏)に「おとどの塵もつかず、この世には過ぎ給へる御身の」とあります。

④世の中のわずらわしいことがらのことです。

「世の穢れ」という意味です。

仏教では、浄土に対して俗世を卑しめていう言葉です。

徒然草に「世にしたがえば、心外の塵に奪はれて惑いやすく」とあります。

⑤わずかなものの例えです。

ほんの少しのことです。

源氏物語(椎本)に「髪・・・末まで塵のまよひなく、つやつやとこちたう美しげなり」とあります。

⑥取るに足りないものです。

はかないものを指します。

古今和歌集(雑)に「風の上にありかさだめぬ塵の身はゆくへもしらずなりぬべらなり」とあります。

⑦先人の残したものをいいます。

「遺業」のことです。

古今和歌集(雑体)に「塵に継げとや塵の身に積もれることを問はるらむ」とあります。

以下のように使います。

塵も積もれば山となる 肩のちりを払う
塵の山 塵一つない部屋

「ごみ」は 物の役に立たず汚い物、「屑・くず」は 切れたり砕けたりして何の役にも立たないもの、「塵・ちり」は、 細かいごみのことです。

「ごみ」「屑・くず」「塵・ちり」「埃・ほこり」は、類語です。

「塵芥・ちりあくた」「塵芥・じんかい」「滓・かす」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「その場を汚しているきたない物、また、不要となって捨てたもの」です。

「ごみ」は、他の三語「屑・くず」「塵・ちり」「埃・ほこり」も含まれます。

比較的大きなものから細かいものまで、広い範囲のきたない物に用いられます。

「芥」「塵」「塵芥」とも書きます。

「屑・くず」は、ちぎれたり欠けたりして、そのもの本来の用途に使えなくなった物を指します。

「塵・ちり」は、空気中に粉末・粒子状になって飛び散るものをいいます。

また、細かい土や砂などが物の上にたまった状態にもいいます。

「埃・ほこり」は、物の上にたまったり、空気中に飛び散ったりする極めて小さいものをいいます。

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