「逆襲」と「復讐」の違い・意味と使い方・由来や例文

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逆襲は「それまで攻撃されていた側が、今度は相手を攻撃する側に転じること」。

まさに形勢逆転と言えるようなシーンで使う言葉です。

今までやられていた分を相手にやり返すような状況が見て取れるのです。

復讐は「恨みを抱いている相手に対して、何らかの仕返しをすること」。

相手に何かをされたことがきっかけで恨みを抱き、その相手にやり返すシーンで使う言葉です。

「逆襲」と「復讐」の違い

逆襲とは、それまで攻撃されていた側が、今度は相手を攻撃する側に転じることです。

やられっ放しの状況から、今度はあいてをやっつける側に回るようなシーンで使っていく言葉と評価できるでしょう。

つまり、立場が依然と逆転するような状況を表していると言えます。

今までのうっ憤を晴らすかのような攻撃を仕掛けていくことになるのです。

「復讐」の意味

復讐とは、恨みを抱いている相手に対して、何らかの仕返しをすることです。

特定の人物から何かをされたなど、恨みを抱くきっかけがすでにあるようなときに、相手に対してその恨みを晴らす行為をしていくのが復讐です。

何かをされた相手に対して何かをしていくため、見方によっては逆襲のような側面も存在していると言えるでしょう。

「逆襲」と「復讐」の用法や用例

「このドラマもついに終盤に入ってきて、ようやく主人公側の逆襲が始まる感じか。

今までいいようにやられっ放しだったから、この後どうなるかなという感じだな。」

「何らかの恨みを持った場合には、人間は復讐をすることがある。

復讐に走るケースというのはかなり稀かもしれないが、恨みというのはそれだけ強い行動力を生む可能性があるのだろう。」

逆襲と復讐はともにやり返すこと

逆襲と復讐はそれぞれの意味は違っているものの、どちらもやり返すという意味があるでしょう。

それまではやられる側だった人間が、相手を追い詰める側に回るという意味で使用されます。

しかし、逆襲と復讐は似ている面はあるとは言え、実際に使用されるシーンは同じではありません。

全く異なった場面で使われると評価できます。

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